奄美の土産を携えて…
2008年 3月 30日 日曜日
量家の墓参りをしてきた報告に奄美大島の土産を携えて、川崎に住む量博満宅を訪れました。量博満さんは家内の叔父に当たる人で、長く上智大学文学部の教壇に立っていましたが、現在は退職しています。専門は考古学。今日はこの人から奄美大島に纏わる様々なことを教えられました。たとえば諸説ある「なべ加那」伝説。なべ加那は我儘放題だった説や神事に使える人という説。奄美大島のあちらこちらに散らばっている量一族の親類縁者の話。奄美大島に行く前に叔父からそんな話を聞いていたら、墓参りだけで旅行日程が終わっていただろうと想像できます。「創作活動するために嘉徳に住むのはどうだろう」と自分が持ちかけたら、「都会育ちじゃ嘉徳にいて3日と持たないよ」と言われてしまいました。嘉徳は決して理想郷ではないと思いましたが、奄美大島にしばらく落ち着いて、木彫でもやってみたいと願いつつ、また明日から公務が待っている日常生活が始まります。ここ横浜も住めば都とは思いますが…。 Yutaka Aihara.com
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Tags: 木彫
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