梱包に明け暮れた一日

週末だけとはいえ1年間かけて作った作品を、ほとんど丸一日かけて梱包しました。エアキャップを始めとする梱包材を作業場に山のように持ち込んで、集合彫刻の部品を次々に包みました。今回も「構築〜解放〜」と表書きをしておきます。搬出してから倉庫に入れる時に前作と区別がつかなくなるからです。まだ彫刻を始めたばかりの頃は、梱包に時間をかけるなんて意味がないと思っていました。確かに小品ならば時間はかかりません。でも今は梱包は大事です。作品が集合体なので、ひとつでも欠けると困るし、今回のグループ展が終わった後、またいつこの作品が展示できるのか見当がつかないのでしっかり梱包して倉庫に保管しておくのです。明日はボルトナットの確認や「RECORD」にヒートンをつける等、細々とした搬入準備をする予定です。                             Yutaka Aihara.com

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