レリーフ化する連作
2007年 11月 20日 火曜日
365点の連作はポストカード大の平面作品ですが、再びレリーフになって絵を描く作業から実材をコラージュする作業に変わってきています。再びと言うのは数ヶ月前もレリーフ状の作品が2週間ほど続いたので、今回もまた振り子のように絵以外の表現に戻っていく感覚になったからです。ここ1週間ばかりは平面と立体の狭間にあって表現方法が揺れ動くのを楽しんでいます。絵の具で立体感を表現するのが平面世界であるならば、立体世界は実材そのもので立体としての空間を演出しています。昔から絵画が常に優位に立って鑑賞者を喜ばせてきました。彫刻を初めとする立体作品は絵画のように特別視されることはなかったのですが、現在はボーダレスになり、どちらともつかない新たな表現が登場してきました。365点の連作はそこまで表現の幅は広げられませんが、少なくとも平面と立体の表現の差異を毎日出来ていく作品を通して見られると思っています。 Yutaka Aihara.com
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Tags: 作品
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