読書の秋と言うものの…

読書の秋と言うものの、なかなか時間が出来ず、夏から読んでいる本がいまだにあります。夏に画家カンデインスキーに関わる著作・翻訳を再読または新しく購入して読み始めましたが、まだ読み終えていません。カンデインスキーの生きた時代や抽象芸術移行期のことをもっと知りたいと考えたのは2ヶ月も前のことです。多忙な公務、週末の創作活動、毎晩描いている365点の連作、週何回か通っているスポーツクラブ、そしてこのブログ。こうして書き連ねていくと読書が入り込む余地がありません。ウィークデイの事務処理であれ、週末の自己表現であれ吐き出す一方の毎日です。読書や旅行などして心の貯蓄をしなければならないと思いつつ、その日その日のやることに追われて、時間はどんどん過ぎていきます。読書も行楽もなく芸術一辺倒の秋。それでも創作活動ができるのでよしとするのか、画業と文筆業を両輪として表現者たりうるカンデインスキーに夢でお伺いを立ててみようと思います。Yutaka Aihara.com

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