カラオケ社交術

最近、妹の家族と会食するたび、二次会はカラオケへ行っています。母親同士がカラオケが大好きで、それに付き添う形で大勢で出かけていくのです。思えばカラオケという娯楽を知ったのはヨーロッパで暮らしていた1980年代のことです。在外日本人でカラオケ機器を持っている人が開いた宴会が自分にとってのカラオケ初体験でした。初めは伴奏に翻弄され、歌になっていませんでした。帰国後、横浜市の公務員になりましたが、世はカラオケブームで、職場でもよく歌いに行きました。組織の人間として仕事を円滑に行うために社交上これはやらねばならないと決意し、尻込みするのはやめて積極的に歌うことにしました。何とか気持ちよく歌えるようになったら、同伴の人たちは自分の歌など聴いてはいず、次に何を歌おうか本をめくっている始末。そうか、カラオケは自分で満足できればいいのかと感じた瞬間から肩の力が抜けて、ストレス発散の場となりました。            Yutaka Aihara.com

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