「点・線・面」より線について

今月4日にカンデインスキー著「点・線・面」の中の「点」について読んだ感想を書きました。今日は「線」を取り上げます。「線は、運動から生まれるーしかも、点そのものが内蔵している完全な静止を破壊することによって。そこには、静的なものから動的なものへの飛躍がある。」と初めに点と線の相違を述べ、水平線・垂直線から始まり、線と線が衝突によって生じる折線や直線と曲線の緊張の相違、その中で「直線と曲線とは、根源的に対照的な一組の線」と結論づけています。点に比べると、線はバリエーションが広く論考も音楽や演劇に及んで述べています。「点はー静止、線はー運動から生まれたもので、内面的な動きを表す緊張。この二つの要素ーその交錯と並置、それらは言葉では表現しえぬ独自の言語をつくる。」と最後に結んでいました。こうした基本的な要素は、造形の根本をつくる要素であると改めて考えた次第です。

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