画家タマラ・ド・レンピッカ

画家の生涯を映画化するとしたら、タマラ・ド・レンピッカがいいと思っています。今までフリーダ・カーロやグスタフ・クリムトの生涯が映画化されています。古くはカーク・ダグラスがゴッホに扮した「炎の人」があります。何故タマラ・ド・レンピッカかというと、彼女が絶世の美人画家であったこと、彼女の生涯が多彩で波乱に満ちていること、謎の出生地など話題性に事欠かないからです。作品も当時流行したキュビズムやアール・デコを学んで、肖像画で時代の寵児になるほど絵画的な表現力に溢れています。10年ほど前に日本で展覧会があって、たちまちタマラ・ワールドの虜になってしまいました。作品を語るのは別の機会にしますが、彼女の美貌にも驚き、女優やモデルとしてもやっていけるのではないかと思いました。

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