ふたりの画家

芸術家のアトリエや制作風景や周囲の環境を撮影した本を見つけると、すぐに買ってしまう癖があります。表題の本は写真家本橋成一氏による丸木位里・俊夫妻の日常を撮影したもので、とくにアトリエでの制作風景が気に入っています。この本を手に入れてから、埼玉県東松山市にある原爆の図丸木美術館を訪れました。もうかれこれ8年も前になります。都幾川が近くを流れ、美術館の向かいに和風のアトリエがありました。主人がいなくなったアトリエは空虚な感じを免れませんが、この穏やかで静かな土地で、あの原爆の図を初めとする多くの大作が生まれてきたのかと思うと、何か不思議な感じがしました。

関連する投稿

  • アトリエの101人 こちらは先日ブログに書いた南川三治郎「アトリエの巨匠・100人」と同じ類の写真集で、田沼武能氏が撮影した日本人芸術家101人のアトリエ集です。全員が日本人なので馴染みがあって、より親近感を持って見る […]
  • 渋谷の「レオナール・フジタ 藤田嗣治展」 藤田嗣治(レオナール・フジタ)の画業は何回かNOTE(ブログ)で取り上げていますが、東京渋谷にあるBunkamuraザ・ミュージアムで開催されていた「レオナール・フジタ […]
  • 「至福」ベン・シャーン 画面の下半分には麦穂がたわわに実っている様子が描かれ、農夫がそれを眺めながら一人佇んでいる絵があります。アメリカ人画家ベン・シャーンによる「至福」という題名のついた絵です。「至福」はテンペラの他に同 […]
  • 週末 梱包作業&美術館鑑賞 今日は梅雨らしい鬱々とした天気でした。午前中は昨日から続いている作品の梱包作業をやっていました。今日は若いスタッフが2人朝から来ていて、それぞれ制作に励んでいましたが、10時半頃スタッフ2人と家内を […]
  • ベルナール・ビュフェ美術館 日曜日に相原工房スタッフの遠足として出かけたベルナール・ビュフェ美術館は、小高い丘に建つ瀟洒な建物で周囲には木々があって素晴らしいところにあります。ビュフェは若くして世に出た画家で、灰色がかった色彩 […]

Comments are closed.