ネムルト山登頂記
2007年 3月 11日 日曜日
トルコの東アナトリアに位置する標高2150Mのネムルト山頂に遺跡があると聞いて、現地でミニバスツアーに参加しました。私たち夫婦の他に西欧から来た数人の旅行者がいました。小さなバスで山頂を目指し、やがて首のない5体の神像が立つ山頂に到着しました。アポロンやゼウスの巨大な頭部が下に落ちていました。後で調べるとコンマゲネ大国アンテイオコス1世の陵墓で紀元前60年代頃のものであるらしいことがわかりました。焼け付くような日照りの中で、西欧から来た女性旅行客の意識がおかしくなりかけていたようで、彼女が山頂に忘れ物をして、それを取りに戻ったりしました。そのうちバスのタイヤがパンクして、私たちは麓の河沿いで時間つぶしをしました。こんな時間に囚われることのない旅は二度とできないのでしょうか。
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Tags: トルコ, 散策, 留学
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