作品の写真撮影

毎回撮影をお願いしているカメラマンに、サクレ展出品中の「構築〜包囲〜」の撮影をしていただきました。昨日ギャラリーに撮影許可申請を出し、今日の夕方、2人のカメラマンの到着を待っていました。昨年図録を作ったのですが、2人ともその時からのお付き合いになります。以前は自分で写真を撮っていました。やはりプロの腕は違うとつくづく知らされた1年でした。このHPに使ってある写真はすべてこの人たちによるものです。なにしろ組み立てられた立体作品は、分解して倉庫に入ると容易に取り出せなくなります。写真だけが作品の様子を伝える手段なのです。今回の作品は、彫り跡を意図的に残したり、砂のマチエールをつけたりしましたが、これが写真という媒体を通すとどんな表現に変わるのだろうと興味津々です。またそんなことも頭にあって、今回のような表現にしたと言っても過言ではありません。

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