名画との出会い

学校の美術科の教科書には古今東西の名画が載っています。それがどうして名画なのか、どこが名画たる所以なのかをずっと前から考えています。人が認めたから名画?それなら自分はどうなのか?自分も成程これは凄いと感じたことがあれば名画なのか。自分の歩んできた人生で、確かに美術館で遭遇した作品に感銘を受けたことはあります。それもほんの僅かなもので、残りの多くの作品は教科書や雑誌、TVなどの情報操作により、これが名画だと頭の中にすり込まれているだけなのかもしれません。自分の目で確かめないと信じられない、というのが本当の意味での名画鑑賞だろうと思います。それなら人が認める認めないに関わらず、自分にとっての名画もきっとあるはず。まだ大学に入って間もない頃は、友人と美術館やギャラリーに出かけて、人と自分の感じ取るところが違うなと思っていました。今はそれも良しとしている自分がいます。名画との出会いは自分の美的価値観の発見でもあります。

関連する投稿

  • 週末 展覧会&お歳暮 やっと週末になったという気分ですが、今日は工房へは行かず、以前から見たかった展覧会と日頃お世話になっている方々にお歳暮を贈る用事に当てました。見たかった展覧会は東京世田谷区にある世田谷美術館で開催さ […]
  • 優れた女流彫刻家を惜しむ 今日職場にあった新聞に彫刻家宮脇愛子さんが逝去された記事があり、とても残念に思いました。84歳は平均寿命からすれば致し方なしと思いますが、宮脇さんの爽快感のある作品からすると、年齢を感じさせない溌剌 […]
  • 「種村李弘の眼 迷宮の美術家たち」展 先日、東京の西高島平にある板橋区立美術館に行き、表記の展覧会を見てきました。故人である種村季弘は、私が滞欧中に親しんだウィーン幻想絵画を取り挙げた文学者で、深層心理に働きかけをするドイツ・オーストリ […]
  • 週末 後輩たちのグループ展 今日の午前中は工房で制作。「発掘~混在~」の表層の彫り込みに四苦八苦していました。時間がかかるのは承知していましたが、こんなにも時間がかかるとは思いもよらず、この調子でいくと畳大6点が今月中に終わる […]
  • 週末 上野と青山の美術館巡り 今日は東京の美術館を巡って3つの展覧会を見ようと予定していました。工房はまだ窯入れしている陶彫部品があるため今日は使用できず、それならば美術館に行こうと決めたのです。まず、上野の東京都美術館で今日か […]

Comments are closed.