早稲田小劇場
2006年 12月 7日 木曜日
小劇場が盛り上がりを見せていた頃、赤テントや黒テントだけではなく早稲田小劇場にも足を運びました。まだ本拠地が早稲田にあった頃の小劇場です。鈴木忠志の演出、白石加代子主演の芝居はとてつもなく面白く、あっという間に時間が過ぎました。白石加代子のおどろおどろしい声が圧倒的な存在感を持っていました。本拠地が富山県に移ってから早稲田小劇場とは縁がなくなってしまいましたが、あの小さなアトリエで観た公演が今も印象にのこっています。別役実という劇作家もこの時知りました。別役実の童話にも興味を持ちました。乾いた情念を感じさせる独特な世界で、あっさり書かれたような詩的情景が、自分の心の片隅に棲みついてしまいました。
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Tags: 演劇
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