キリスト教彫刻と「エルミタ」

池田宗弘先生の最近の仕事はもっぱらキリスト教に関するもので、麻績のアトリエもいずれ祭壇を作り教会にする計画があるそうです。画家藤田嗣治はフランスの田舎に小さな礼拝堂を建てて自作の壁画で飾り、自らもそこに葬られていますが、池田先生も同じようなことを考えているのでしょうか。先生のアトリエは「エルミタ」と称しています。隠れ家という意味だそうで、彫刻界では数々の賞を取った先生ですが、今は世間に惑わされず、隠れ家でやりたいことをやっていくとおっしゃっていました。数年前に奥様を亡くされてから自炊を余儀なくされたようですが、今はレシピを書かれるくらい料理を工夫するようになったともおっしゃっていました。秋にまた来ますと約束して「エルミタ」を後にしました。

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