氏名文字の再構成

今制作中の彫刻作品に貼る印の下書きに入りました。今回は縦4センチ、横5センチの横長特大版です。石がこれだけ大きいと印床に収まらず、手で押さえて印刀を入れることになりそうです。氏名は篆書や草書ではなく普通のゴシック体にしました。でもねらいは文字のカタチをいろいろ変えることにあります。漢字が読める読めないはいっさい無視して、縦横の線を画面の構成要素として扱うと、まるでモンドリアンが木の枝を発展させて線と色面だけによる純粋な抽象に向かったように、自分の氏名も抽象化していきます。氏名と見て取れるギリギリのところでエスキースをやめ、印としてまとめることにしました。これを落款として彫刻が完成したら押してみたいと考えています。

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