「無言館」にて終戦を思う

今日は戦没者追悼式が行われました。自分は戦後世代なので第二次大戦がどんなものであったかわかりません。昨年の夏は信州にいて、戦没画学生の作品を集めた「無言館」を訪れていました。今年も今月下旬に恩師のアトリエがある長野県に行くつもりなので、「無言館」に行こうかと妻に話したところ「無言館」にはしばらく行かないと言うのです。そのくらい「無言館」にある作品の数々が、私たちに厳しく切ない状況を語っていたのでした。美術を志す者であれば一度は見ておいた方がよい美術館です。そこにある作品が20代そこそこの学生が書き残した習作であっても、そこから作者が歩んだ異常な状況を考えると何ともいえない命の輝きが見て取れるのです。よくぞ収集できたものと感慨一入の一日でした。

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