8月は矢の如し

8月になりました。毎年のことですが、8月は集中して作品制作に明け暮れるため、あっという間に過ぎてしまいます。まさに光陰矢の如しです。今月をどう乗り切るかで来年の展覧会出品が影響してきます。計画はあえて少しばかり無理のあるものにしています。ハードルを高くすることで自分を鼓舞させるのです。日々坦々とした作業ですが、休むことなく焦ることなく牛歩の如く仕事をこなしていきます。集合彫刻なので、パーツをひたすら作ることに没頭しているのです。これが全て出来上がり組み始めた時、心はざわめいて焦燥感と満足感が交差します。これは冬になってからのお楽しみです。今は黙して語らずといったところでしょうか。

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