8月は矢の如し
2006年 8月 2日 水曜日
8月になりました。毎年のことですが、8月は集中して作品制作に明け暮れるため、あっという間に過ぎてしまいます。まさに光陰矢の如しです。今月をどう乗り切るかで来年の展覧会出品が影響してきます。計画はあえて少しばかり無理のあるものにしています。ハードルを高くすることで自分を鼓舞させるのです。日々坦々とした作業ですが、休むことなく焦ることなく牛歩の如く仕事をこなしていきます。集合彫刻なので、パーツをひたすら作ることに没頭しているのです。これが全て出来上がり組み始めた時、心はざわめいて焦燥感と満足感が交差します。これは冬になってからのお楽しみです。今は黙して語らずといったところでしょうか。
関連する投稿
- 週末 制作&横須賀へ… 漸く週末がやってきました。冷たい雨が降る中、朝から工房に出かけ制作に没頭しました。このところ頻繁に来ている大学院生もいて、お互い作業に集中していました。今日の作業は午後3時までと決めていました。その […]
- 週末 六本木・銀座・上野を渡り歩く 今日は東京の博物館、美術館、画廊を回ろうと決めていました。後輩の彫刻家が二科展出品、同僚の画家がグループ展参加、その他見たい展覧会があって、二科展とグループ展の日程が合うのが今日しかなかったのでした […]
- 連休最終日は出張&美術館巡り 三連休の最終日です。今日は公務員管理職として午前中に出張があって休日返上となりました。幸い出張は午前中で終わったので、午後は東京の美術館巡りをしました。まず、東京六本木にある国立新美術館。彫刻の師匠 […]
- 週末 制作と鑑賞の狭間で… 自分の制作には思索あり、他の作品の鑑賞もまた思索あり、で制作時間に追われているのは重々承知の上で、今日の午後は美術館に出かけてしまいました。午前中は午後の時間を空けるため、木彫の作業に集中力をもって […]
- 世田谷の「佐藤忠良展」 今年99歳の彫刻家。70年以上にわたって彫刻一本でやってきた人に羨望を覚えるのは私だけではないと思います。自分だって可能性無きにしもあらず、と自分を奮い立たせたい心境です。彫刻家佐藤忠良は、彫刻を始 […]
Tags: 作品, 制作, 展覧会, 彫刻
The entry '8月は矢の如し' was posted
on 8月 2nd, 2006
and last modified on 1月 8th, 2010 and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.