人前で自己を語れず
2006年 7月 27日 木曜日
大勢の前で講義をしている仕事にもかかわらず、自分のことを語るのは苦手です。羞恥心が邪魔して思う通りにはいきません。ましてや作品のことなどまったく論外で、横浜市の某研究会で依頼された時は言下にお断りいたしました。自分が研究している自分以外の対象がある場合は、何故か容易です。仕事口調にもなって調子よく時間までも微調整できるほどです。自分の作品は自分の恥部をさらすようなものなのでしょうか。でも不思議なことにこうしてブログを書いていると、ほとんど自分のことばかりになってしまいます。これが読まれることを念頭において書いているにもかかわらず、恥らう心が無くなります。携帯電話のメールも同じ効果があるのかもしれません。昨今、人との付き合い方に変化が見られる原因でしょう。希薄な人間関係を嘆きつつ、こうした媒体を利用して本音を語る自分が情けない気がします。
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Tags: 作品
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