陶から木へ

気候が暖かくなると新作に取りかかります。年間バイオリズムがあるようで、私はこの季節から作業を始めるのが常です。プランはずっと前から頭にあって、ようやく具現化するわけです。陶による作品を長い間やってきましたが、昨年あたりから木材で制作しています。陶との組み合わせで板材や柱材を使ってきた経緯がありますが、今は木組みが楽しくなっています。まずは模型で試作しています。ある意味この時が一番楽しいかもしれません。

関連する投稿

  • 週末 土台の完成に向けて 公務員を退職してから週末の意識が薄れてきていますが、NOTE(ブログ)のタイトルには週末を明記して、新作の制作状況を書いていきます。まず「発掘~盤景~」は陶彫部品の制作が既に終わって、窯入れの順番を […]
  • 週末 屏風の全体構成考案 「発掘~群塔~」の屏風部分の全体構成を考える時がやってきました。今まで3点の屏風作品を作っていますが、いずれも六曲一隻です。つまり6点の板材を折り曲げて組み合わせているのですが、今回の作品は定型には […]
  • 週末 木彫は粗彫りから 「発掘~群塔~」の土台部分になる木彫を始めました。先週末は木材を切断して、それぞれの場所に置きました。今日から鑿と木槌で彫っていくことになります。まず削ぎ落とす部分にチェンソーで等間隔に切り込みを入 […]
  • 8月 制作目標を考える 8月1日になりました。今日は生活習慣病検診があって、職免をいただいて午前中は病院に行きました。胃の検診でバリウムを飲むので、午後は職場に行かず、今日も昨日と同じ夏季休暇の半日分を取りました。自分はバ […]
  • 新作構造体の完成 三連休の最終日にあたる今日は台風18号の影響で朝から暴風雨に見舞われていましたが、午前中から工房にいて板材の組み立て作業に追われました。板材ユニットを円錐状に配置し、これを構造体にして陶彫部品を接合 […]

Comments are closed.