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	<title>yutaka aihara&#039;s note &#187; トルコ</title>
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		<title>週末 イメージの昇華</title>
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		<pubDate>Sun, 26 Jun 2011 12:35:27 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>新作のための陶彫部品を作り始めました。昨日と違ってほんの少しばかり気温が低いのが救いでした。美大生ら３名の子たちもそれぞれの制作に勤しみ、相変わらず工房に真剣な空気が流れていました。自分の作っている陶彫部品はかなり大きな円形擂鉢上のものです。もちろん単体では窯に入らないので、いくつかに分割して作っています。昨日土練りした陶土をタタラにして、すぐに成形に入りました。今回は陶彫に高さがないのでタタラを固めなくても大丈夫と判断しました。円形部品は時間の関係でまだまだ揃わず、また来週末に持越しです。若い頃に、ギリシャやトルコで見た古代の円形劇場が発想のベースにありますが、イメージを辿る中で最初の発想から次第にカタチが遠のいていき、今は完全な抽象形態に至っています。でもあの頃、多少無理をしてもエーゲ海に残るさまざまな円形劇場を訪ね歩いて良かったと思っています。円形劇場の真ん中に立って３６０度回りながら体験した記憶が、今になってみれば作品作りの動機になり、また尽きぬ制作欲がもてるのだと考えます。記憶にあるイメージを昇華し、作品として結晶するのに随分時間がかかりましたが、案外創作とはそんなものかもしれません。</p>
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		<title>３月ＲＥＣＯＲＤは「穿つ」</title>
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		<pubDate>Tue, 02 Mar 2010 13:30:08 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>昨日から今月のＲＥＣＯＲＤのテーマを考えながら、一日１点のポストカード大の作品作りを行っています。ＲＥＣＯＲＤというのは、日々の記録として作品を作っていく総称で、自分に課したノルマでもあるのです。自分のホームページにも過去のＲＥＣＯＲＤをアップしています。さて、今月のテーマですが、穴が穿ってあり、そこから何かが伸びていくイメージが浮かんでいます。昨日描いたＲＥＣＯＲＤは、折り重なる樹木に裂け目ができ、そこを突き抜けて新たな樹木が伸びていくような風景でした。また５日間をひとつのシリーズとして展開できるようにしていきたいと考えています。穴を空けた心象風景は過去のＲＥＣＯＲＤでもやっています。穴は自分の陶彫作品にも多く見られ、空洞化された物質が自分はとても好きなのかもしれません。２０代の頃、トルコを長距離バスで旅をしていて、カッパドキアに辿り着き、そこでみた奇岩に穴を穿って住んでいる人々に、美術的な感興が湧いた記憶があるのです。そんな記憶が陶彫やＲＥＣＯＲＤに表れてきても不思議ではありません。今月は「穿つ」というテーマでＲＥＣＯＲＤをやっていこうと思います。</p>
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		<title>トイレという名の快適空間</title>
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		<pubDate>Wed, 20 Jun 2007 14:34:44 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>ヨーロッパ各国からトルコへ旅した時に、便器のカタチが国によって変化していくのを見て、その国の人々の生活や文化をトイレを窓口にして語れるのではないかと思ったことがあります。洋式と和式が違うように、国によってトイレは様々な形態があります。トイレットペーパーがあったりなかったり、水の入った容器が置かれていて、これで尻を洗うのかと戸惑ったこともありました。トイレは何でもない空間でありながら、一部のレストランや店舗ではデザイン性に優れた素敵な空間を演出しているところもあります。とにかくトイレが清潔であると、国、市町村、公共施設、民間施設、個人の家、いずれも居心地のよい所になります。我が家では来客があると、まずトイレの掃除から始めています。外へ出かけた折、そこのトイレで品格を判断することもできるのではないかとさえ思うほどです。トイレという名の快適空間はアートギャラリーにも匹敵すると考えています。</p>
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		<title>黒海を臨むキリスト教寺院</title>
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		<pubDate>Tue, 13 Mar 2007 14:34:18 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[黒海沿岸のトラブゾンに到着したのはトルコに来て２ヶ月を過ぎていました。ここで印象深かったのは焼き魚でした。イスタンブール同様に港で魚を焼いていて、その一匹をタダで頂きました。よほど金銭がない旅行者に見えたのでしょうか。実 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>黒海沿岸のトラブゾンに到着したのはトルコに来て２ヶ月を過ぎていました。ここで印象深かったのは焼き魚でした。イスタンブール同様に港で魚を焼いていて、その一匹をタダで頂きました。よほど金銭がない旅行者に見えたのでしょうか。実際ウィーン生活で貯め込んだ衣類は汚れれば捨てて身を軽くしていましたし、外見はかなり貧相になっていました。焼き魚は食事ホームシックになるくらい飢えていた食物のひとつだったので、美味しく食べました。そこで黒海沿岸の町ですが、今まで旅してきた町と様子が異なり、やや西洋風な雰囲気がありました。それはビサンチン時代のキリスト教寺院があったからです。ただアヤソフィヤは教会ではなく博物館になっていましたが、内壁のフレスコ画を見るとトルコにいることを忘れてしまうほどでした。ずっとモスクを見てきた目には新鮮でした。そろそろヨーロッパに戻ろうかと、自分はアジア人なのに不思議な感覚に襲われたものでした。</p>
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		<title>ネムルト山登頂記</title>
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		<pubDate>Sun, 11 Mar 2007 14:13:48 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[トルコの東アナトリアに位置する標高２１５０Ｍのネムルト山頂に遺跡があると聞いて、現地でミニバスツアーに参加しました。私たち夫婦の他に西欧から来た数人の旅行者がいました。小さなバスで山頂を目指し、やがて首のない５体の神像が [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>トルコの東アナトリアに位置する標高２１５０Ｍのネムルト山頂に遺跡があると聞いて、現地でミニバスツアーに参加しました。私たち夫婦の他に西欧から来た数人の旅行者がいました。小さなバスで山頂を目指し、やがて首のない５体の神像が立つ山頂に到着しました。アポロンやゼウスの巨大な頭部が下に落ちていました。後で調べるとコンマゲネ大国アンテｲオコス１世の陵墓で紀元前６０年代頃のものであるらしいことがわかりました。焼け付くような日照りの中で、西欧から来た女性旅行客の意識がおかしくなりかけていたようで、彼女が山頂に忘れ物をして、それを取りに戻ったりしました。そのうちバスのタイヤがパンクして、私たちは麓の河沿いで時間つぶしをしました。こんな時間に囚われることのない旅は二度とできないのでしょうか。</p>
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		<title>カッパドキア奇岩群</title>
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		<pubDate>Fri, 09 Mar 2007 23:38:01 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>カッパドキアを知ったのは学生時代に神田の古本屋街で立ち読みした古い美術雑誌に掲載されていた白黒写真からでした。地球上のものとは思えない不思議な世界に驚いて、思わずその古本を買ってしまったのでした。そのカッパドキアに１９８５年に行きました。まさか自分が写真で見た不思議な空間にいるとは信じられないくらいでした。トルコの中央アナトリアに位置していて、奇岩群にキリスト教徒が住み着いた場所があり、その人的に開けられた窓や扉がアートな空間を作っていました。ともかくカッパドキアという傑作な地名と独特な景観に身も心もすべて取り込まれ、現実とは思えない空間に酔ってしまいました。夢うつつな時間が流れ、近くに宿を取り、日暮れていく幻想空間にまた酔っているうちに、景観の精粋が心身にしみ込んで、ようやく次の場所に移動しようという気がおきてきました。ここで食べた奇岩のカタチをしたスイーツの強烈な甘さを舌に残しつつ、カッパドキアを後にしました。</p>
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		<title>ハマム体験記</title>
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		<description><![CDATA[トルコで一度は行ってみたいと思っていたのが、公衆浴場（ハマム）でした。カッパドキア観光のついでに寄ったユルギュップという小さな町で、このハマムを体験しました。公衆浴場と言っても日本の浴場とは異なり、腰巻をつけて、大きな平 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>トルコで一度は行ってみたいと思っていたのが、公衆浴場（ハマム）でした。カッパドキア観光のついでに寄ったユルギュップという小さな町で、このハマムを体験しました。公衆浴場と言っても日本の浴場とは異なり、腰巻をつけて、大きな平たい石の上に横になるというもので、石の下から熱が伝わって温かくなる仕組みになっていました。かなり身体が火照ってきたところに腰巻をつけた男が現れて別室に通され、身体中に石鹸をつけられてゴシゴシこすられました。この男は日本で言う三助で、自分の身体が揉みくちゃになるほど洗いました。もうこの体験はこれで充分と思いました。男女は時間で入れ替わるそうで、トルコの人にとってはリラックスタイムなのかもしれません。</p>
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		<title>２つの地下都市</title>
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		<pubDate>Thu, 08 Mar 2007 12:16:03 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[トルコの地下都市を訪ねたのは２０年以上も前のことなので、記憶が徐々に風化しています。訪ねた地下都市の名称はカイマクルとデリンクユでした。どちらがどうだったか忘れてしまいましたが、蟻の巣のように地下へ続く洞窟を地元の少年が [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>トルコの地下都市を訪ねたのは２０年以上も前のことなので、記憶が徐々に風化しています。訪ねた地下都市の名称はカイマクルとデリンクユでした。どちらがどうだったか忘れてしまいましたが、蟻の巣のように地下へ続く洞窟を地元の少年が案内してくれました。入り口には巨大な円形の石の扉がありました。この扉を転がせて入り口を塞いで、外敵から人々の暮らしを守るようになっていたのですが、扉がオブジェのように見えました。地下は８階まであって、ワインの製造所や教会などがあり、とくに印象的だったのは教会の床が十字架の形になっていたことです。通気口もありました。自分は狭い所が苦手で、人一倍圧迫感をもってしまうのですが、この地下都市では興味が先立って、閉所に対する強迫観念が吹き飛んでしまいました。それどころか自分の創作にこの地下都市の造形を取り入れられないものか、真面目に考えていました。そのくらいインパクトのあるひと時でした。</p>
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