Archives for posts tagged ‘雛型’

全体構想を念頭に入れながら…

三連休に課した目標は何とかクリアすることができ、次なる目標が見えてきました。今まで彫った杉の柱は62本、長い柱で2メートル、短い柱で90センチとなっています。これからは雛型を確認しながら、あとどのくらい柱が必要になるかを […]

雛型と実作品の関係

今制作中の「構築〜起源〜」は最初に雛型を作ることはせず、いきなり実材を彫り始めました。杉の柱が数十本立ち並ぶ構成になりますが、ここにきて雛型を作る必要性を感じます。柱の長短を調整したいことと全体構成にやや不安があるためで […]

レバインによるムアの肖像

女性写真家のジェマ・レバインによる「ヘンリー・ムアとともに」という写真集が手許にあります。かなり昔に購入した洋書です。何気なく書棚に手を伸ばし、貢をめくっているとムアのアトリエにある様々なモノが気になりだしました。それは […]

「構築〜解放〜」柱の荒彫り

来年発表する予定の新作「構築〜解放〜」は円卓のついたテーブル彫刻です。円卓になる板材は、先日より少しずつ作り始めています。今日はこの円卓を支える34本の柱を彫り始めました。まだ1本目ですが全体を気にかけながら、どんなカタ […]

新作の作業開始

益子や笠間に行って若手陶芸家の作品を見てくると、自分の制作に弾みがつきます。益子や笠間はヤル気をもらえる場所なのです。自分もいよいよ新作の木彫を始めました。板材のデザインや組み合わせは、大まかにイメージが出来ていますが、 […]

対極 放射するカタチ

作品をイメージする時、相反する一対のカタチが脳裏を掠めます。尊敬する石彫家の中島修さんも作品は同じものを2つずつ作ると言っていたのを思い出します。2つが相対することで、2つの作品以上の空間的な効果が現れることがあります。 […]

2月 新作の第一歩

2月になりました。今年は暖冬で、きりきりした寒さはありません。先日作品の搬入が終わり、次に残った課題に向かって新作のエスキースに入りました。今回の作品は木彫部分に彫り跡を残して塗装せずにおいたので、軽やかな印象を受けると […]

制作の小さな分離形

現在制作中の30本の柱が林立して囲むカタチは「構築〜包囲〜」とタイトルをつけることにしました。まだ手をつけていない柱が6本あり、早速彫らなければならず、時間との戦いになりつつあります。そんな忙しい時に、小さな柱3本で構成 […]

鑿を振るう

木材に鋸をあてながら丸鑿を振るい、余分な木屑を落とします。単純で健康的な作業です。やっとたどり着いた工程です。イメージし、デッサンし、雛型を作っては試作を繰り返し、なんとか実寸で作り始められたと言ったところでしょうか。で […]

雛型と実作品の間

今日から突如として次作の雛型を作り始めました。実作品はサイズが大きく手間暇がかかるので、イメージしたものが即興で作れるものではありません。その点、雛型はデッサンより明確に形態を捉えることが出来るので、思い立つとすぐ制作に […]

雛形から実寸へ

昨日から雛形を実寸大で作り始めました。実は雛形も途中なのですが、材料が届いたので、堪えきれずに厚板の切断を始めました。作品の下絵は実寸で書きます。それを厚板に転写していきます。構成要素が多い立体作品なので、最初は立体を作 […]