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	<title>yutaka aihara&#039;s note &#187; 仮面</title>
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		<title>「解放」ベン・シャーン</title>
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		<pubDate>Tue, 24 Jan 2012 11:54:02 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>自作にも「構築～解放～」という作品がありますが、ここで取り上げるアメリカ人画家ベン・シャーンによる「解放」は、象徴的な名作です。これは第二次世界大戦中のフランス解放をテーマにして描かれたガッシュによる絵画で、内容は瓦礫の中で遊ぶ子どもたちの情景です。図録によると、子どもたちは仮面のような表情をしていると書かれています。確かに子どもに表情はありません。楽しく遊んでいるはずが、絵に近づいてみると孤独を湛えた無表情な子どもの顔に異様さを覚えます。これが本当の意味の「解放」なのか疑問に感じるのは私だけではないはずです。「解放」されても楽園がくるとは限らないと頭の隅で私も考えて「構築～解放～」を作ったように記憶しています。ベン・シャーンはもっと直接的で具体的です。「象徴とは…戦争が私に与えた虚無と荒廃の意味を形にし、戦争の非道さをくぐりぬけて生き抜こうとする人間の小ささを形にする、たった一つの方法になっていた」とベン・シャーンは語っています。大きな悲劇の中で、それでもなお生きていこうとする人間の意志、それが人間の心の「解放」なのかもしれません。</p>
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		<title>週末 制作と散策</title>
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		<pubDate>Sun, 11 Dec 2011 13:47:13 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>今日は新作屏風の木彫部分の制作に朝から取りかかっていました。全体を見ながらの作業はなかなか骨の折れる仕事です。最初のイメージを思い出しながら表現したい意図をどうしたら伝えられるかを考えていました。次第に考えることが増えて作業の進み具合が悪くなっています。今日は美大でテキスタイルを学んでいる子が工房に来ていました。夕方、その子を連れて気分転換に中華街に出かけました。横浜中華街には世界各地の布を扱っている店があり、テキスタイルの学習には最適と思ったからです。案の定、その子には良い刺激になり、自分は気持ちがリセットされて気分が楽になりました。自分はアフリカの仮面が好きなので、店で仮面を眺めているだけで不思議なパワーを貰います。原始美術はピカソやモジリアーニだけでなく、自分にも創作の何たるかを思い起こさせてくれる起爆剤のようなモノです。名も無き現地の人が彫った仮面や人形。最近の店頭に並んでいるのは土産物ばかりですが、手の届かない店の棚には骨董品が置いてあり、実際の祭礼に使われたかもしれないモノもあります。呪術性が込められたモノは自分の創作意欲に直接働きかけてくるようです。眺めているだけで豊かな気分になるのです。</p>
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		<title>仮面に魅せられて…</title>
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		<pubDate>Mon, 09 Aug 2010 13:06:41 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[先日、千葉市立美術館に「ＭＡＳＫＳ－仮の面」展を見に行き、改めて自分の仮面好きを認識しました。どうして自分はこんなに仮面が好きなのか、人間や動物の表情を戯画化したものにユーモアを見出したのか、原始的で民族的なものに造形的 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>先日、千葉市立美術館に「ＭＡＳＫＳ－仮の面」展を見に行き、改めて自分の仮面好きを認識しました。どうして自分はこんなに仮面が好きなのか、人間や動物の表情を戯画化したものにユーモアを見出したのか、原始的で民族的なものに造形的な生命力を感じたのか、さまざまな要素が絡まって自分の趣味趣向が形成されているのだと思っています。そもそも仮面の起源は、宗教的な儀礼から演劇や舞踏へ発展していったものと考えられます。自然に対して無力だった古代の人々は、超俗なモノによって邪悪から己を守ってきました。人が通常ではない超俗な世界を獲得するための装置が仮面だったのではないかと思われます。世界各地の仮面を見ると、その民族性や神々の多様性が見て取れて、自分にはプリミティヴで豊かな人間集団が感じ取れて、そこに思わず魅せられてしまうのです。自分とは違う自分になりたいという欲求は現在でもあります。仮面が古代の信仰から離れて、現代でも美術的演劇的な世界に登場していることに自分は大変興味があります。自分には仮面劇を創造したい願望があります。そんなことを思い起こさせる展覧会でした。</p>
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		<title>今夏見たい展覧会</title>
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		<pubDate>Fri, 23 Jul 2010 14:27:37 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>今夏の東京近郊の美術館では、自分の興味関心のある展覧会が目白押しです。２年ほど前までは自分の個展開催に合わせて東京の美術館を見て回っていましたが、最近はそれもできず、日を改めて美術館に行くことになります。時間をどう取るか考えながら、見たい順番をつけて行こうと思います。今読んでいる「瀧口修造全集Ⅵ」（みすず書房）の中に、マン・レイに関する文章があります。マルセル・デュシャンも瀧口修造の評論で詳細を知りました。そして今はマン・レイです。マルセル・デュシャンとマン・レイは昔から作品を知っていても、踏み込んだ理論を知ることもなく自分の中を通過してきています。でも興味があって今更ながら当時の前衛を振り返っているのです。そこに国立新美術館で開催されている「マン・レイ展」。これはぜひ行ってみたいと思っています。千葉の美術館でやっているマスク展にも行ってみたいと思います。これは自分の中にある土俗の趣向からきています。上野でやってる中国文明、渋谷でやっているブリューゲルの版画展…どれもこれも行きたい展覧会ばかりです。公務のスケジュールの間隙を縫って、どのくらい回れるのか楽しみではあります。</p>
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		<title>アフリカンデザイン</title>
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		<pubDate>Fri, 06 Feb 2009 14:15:53 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>新聞記事にアフリカの色彩やカタチを取り入れたファッションが掲載されていると思わず目がいきます。アースカラーや原色に近い色彩に魅かれ、また単純化されたカタチが大好きで、ドロ臭い情感がモダンにアレンジされていると、それだけでグッズが欲しくなってしまいます。自分は仮面も集めていて、アジアの仮面に混ざってアフリカの黒い仮面を壁に掛けています。ドロ染めの布も持っています。一度アフリカの風土を味わいたいと思っていて、かつてヨーロッパに暮らしていた時に、どうしてアフリカに行かなかったのだろうと悔やまれます。ピカソやモデｲリアーニが影響されたアフリカンデザインは、今も自分を刺激していて、制作に迷った時はアフリカンデザインの本を見て心を新たにしています。</p>
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		<title>木彫から陶彫へ</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Jan 2009 14:15:46 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[今週末から木彫ではなく陶彫をやっています。木槌や鑿を棚に仕舞いこみ、陶芸道具を作業台に並べています。仕事の質はまるで異なりますが、自分にとって木彫と陶彫は両輪として考えたい素材なのです。京都の陶芸家河井寛次郎も木彫による [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今週末から木彫ではなく陶彫をやっています。木槌や鑿を棚に仕舞いこみ、陶芸道具を作業台に並べています。仕事の質はまるで異なりますが、自分にとって木彫と陶彫は両輪として考えたい素材なのです。京都の陶芸家河井寛次郎も木彫によるオブジェのようなお面を制作していますが、どちらも日本の風土にあった素材で、双方に魅力を感じてしまいます。今日から陶彫へ作業が移行して、土いじりが始まりました。新作は、壁の上に住居のような陶彫作品が連なる集合彫刻をイメージしていて、壁の部分は砂マチエールでやろうと決めています。照明を仕込む予定です。かつて作った「街灯」の発展した形態です。２ヶ月ほどの制作期間でやろうと思っています。木彫から陶彫へ、双方が自分の中で影響しあっていけたらいいのですが…。</p>
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		<title>河井寛次郎の木彫面</title>
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		<pubDate>Tue, 08 May 2007 12:57:35 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>３６５点の連作が５月に入って、今テーマとしているのは仮面のようなモノです。京都の五条坂に記念館のある陶芸家河井寛次郎は、民芸の世界で名のある人ですが、陶芸と併行して木彫を作った人でもあります。それも土俗面の雰囲気を残した抽象化された木彫面です。京都の河井寛次郎記念館で、このお面を見た時は、古い木造建築の中でひときわ異彩を放つ存在に驚きました。制作年代を見ると河井寛次郎が６０歳から７０歳にかけてこの木彫面を作ったことになっています。この年齢にして作品が放つ若々しい感覚はどこからきたものでしょう。名を残す作家は、若い頃いろいろな制約の中で技巧を見せ、円熟するにしたがって自分を解放し、あらゆるものから自由になるものでしょうか。</p>
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		<title>仮面収集癖</title>
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		<pubDate>Sun, 04 Jun 2006 12:58:25 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>別に高価なものを求めてはいませんが、気がつくと家の壁にぎっしりとお面があって異様な雰囲気が出ています。海外のものはイタリアのベニスで買った陶製のお面が白黒一対、ギリシャのクレタ島で買ったテラコッタ製のお面がいくつか、インドネシアのバリ島で買ったものは木製で、アフリカやその他アジアのものは日本で手に入れたものばかりです。日本のものは木彫りの神楽面やら和紙でできた民芸風のものが多く、鬼や狐やおかめやひょっとこがあります。眺めているだけで満足できるものは仮面をおいて他にありません。自分で作りたい欲もありますが、仏と同じで邪念がにじみ出て、いい表情にならないのです。自分でつくるものは抽象ばかりという理由が実はこんなところにあるのかもしれません。</p>
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		<title>アフリカンギャラリー</title>
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		<pubDate>Fri, 02 Jun 2006 14:52:34 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>静岡県の大室高原にあるアフリカンギャラリーに行ってきました。アフリカの彫刻や仮面などザックリと木彫りされた造形が大好きで機会あるごとに見たり買ったりしています。今日はコートジボアールの小さな仮面を思わず買ってしまいました。マリの造形も面白くて見入ってしまいます。一昨年は三重県にあるマコンデ彫刻のギャラリーを訪ねて、やはり仮面を買いました。かつてピカソやブラックが関心を寄せ、アフリカ彫刻によって新しい表現を獲得したことがよくわかります。アフリカンアートには創作を刺激する根源的な何かがあります。生活の中にあるものが象徴化され抽象までカタチが変っているところに魅了されるのかもしれません。</p>
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