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	<title>yutaka aihara&#039;s note &#187; 書籍</title>
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		<title>もうひとり恩師からの手紙</title>
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		<pubDate>Thu, 22 Jul 2010 14:21:31 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>中学生の頃の恩師からきた手紙に関する内容を、昨日のブログに書きました。今日届いた手紙も別の恩師からのものでした。この人は横浜ゆかりの作家に関する本を出版している文筆家です。そろそろ８０歳になろうかという年齢であるにも関わらず精力的に歩き回って、自分の個展にも足を運んでくれます。自分の「構築」シリーズを見て、「５年程前に訪れたバルセロナで見たガウディのサクラダ・ファミリアが連想されました。天空に伸びる塔の姿に祈りと希望と、それを同時に解決しようとする夢の構築を発見し…（以下略）」と手紙には綴られていました。この連想を大変嬉しく思います。自分はガウディを意識したわけではありませんが、ガウディの精神性は理解できるし、また自然の形態を独自な視点で取り入れた造形に尊敬の念を抱いています。少しでも近づければ幸いと考えます。個展期間中は仕事があって、なかなか銀座まで行けませんが、多くの人たちに支えられている実感はあります。</p>
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		<title>若林奮「Ｄｏｇ Ｆｉｅｌｄ」展</title>
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		<pubDate>Mon, 05 Jul 2010 13:20:37 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>多摩美術大学美術館で開催されている故若林奮先生の「Ｄｏｇ Ｆｉｅｌｄ」展は、彫刻数点と多くのドローイングによって構成された個展です。自分は昔から若林先生の個展であれば必ず見に行っていました。若林先生を「先生」と呼ぶのは、自分の学生時代に若林先生が大学の彫刻科で教壇に立っていられたからですが、残念ながら自分とはあまり縁がなく、いつも遠巻きに先生の作品を鑑賞し、また先生が言われるコトバを熱心に聞き入る機会を持っただけでした。作品は難解極まりないと今でも思っていますが、作品が醸し出す何とも言えない魅力が、理屈抜きで自分を虜にしているのです。先生の文章を読むと、作品が意図するところはある程度理解できますし、何を求めていたかもわかります。ところがこの展覧会に同伴した家内の反応はとてもダイレクトでした。「この人は生前ずっと悩み苦しんでいたんではないか。この人なりのカタチで空間を捉えようと、もがいていたのがわかる。だから作品は完成されることがなく、ともかく現状を表現するしかなかったように思う。じっと作品を見ていると何だか涙が出てきそう。」家内は若林ワールドのことはわかりませんし著書も読んだことがありません。それでもこの感想に自分は参ってしまいました。理論に頼る自分と直感でものを言う家内。若林ワールドは決して難解なのではなく、全身全霊をもって素直に作品に接すれば、作者の方から歩み寄ってくるということに気づかされた貴重なひと時になりました。</p>
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		<title>「彫刻と写真」より抜粋</title>
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		<pubDate>Wed, 30 Jun 2010 14:03:02 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>「彫刻のマッスを光源を動かしてみるというような動的な角度は、近代彫刻の表現と鑑賞から切りはなすことができないし、古典彫刻の場合には再発見となる。こうした微妙な光と角度の発見は、実に写真によってこそ定着されるのだといっても過言ではあるまい。写真の表現は、厳密にいって彫刻の表現ではない。小さな量塊を拡大すれば、量感はたしかに誇張されて実物の表現とはかなり異なったものになる。しかしそのことによって、肉眼ではほとんど気付かれなかったが、しかしその彫刻に存在していた表現が発見されることがある。また人工光線による強調なども、実際にわれわれが室内の自然光線では感じられないようなモドレや刀法が、写真でまざまざと示されることがある。質感の美しさなども逆説的に写真によって教えられることが少なくない。」（瀧口修造全集６　みすず書房）いささか長い引用になってしまいましたが、これを読んで自分の彫刻作品をカメラマンに撮影していただいた時の画像に対する感動が甦りました。まさに彫刻を撮影する醍醐味を伝える一文だと思います。自分の勝手な思い込みかもしれませんが、懇意にしているカメラマンが自分の作品を撮影している時には目が輝いていると感じます。正直に楽しいと言ってもらえることに自分は喜びを覚えます。今日はそんなことを思い起こさせる評論に出会うことができました。</p>
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		<title>非日常の空間に遊ぶ</title>
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		<pubDate>Thu, 24 Jun 2010 14:36:11 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>「工場萌え」というキャッチフレーズに心が動いて、工場ばかりを撮影した写真集に興味を持ちました。写真集を購入するため書店に行ったら、結構種類があるのに驚いて目移りしてしまいました。結局購入は出来ず、ページを捲ってはあれこれ想像して、その場での立ち読みを楽しんでしまいました。それでも造形的な興味は尽きないので、決定打が出たら購入しようと思っています。自分は自然の美しさを謳歌した山や海の写真には興味を覚えません。人間臭さが染み付いた空間が好きなのです。しかも非日常の世界がそこに出現していれば、文句なく魅了されてしまうのです。廃墟趣味もそこにあります。かつてそこで生活が営まれていた、人々が働き、群集のざわめきがあったというのに、今は空虚な場所になってしまった、そんな世界が自分のイメージと結びついて作品化を思い立つのです。それはゴーストタウンという大きな地域を言っているのではなく、ちょっとした日常に潜む非日常的な空間のことでも構いません。そんな空間に遊ぶことは、生活感漂う中で暮らしている自分にとっては、市民的な枷を取り除きたい一種の願望かもしれません。</p>
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		<title>モホリ・ナギ 構成主義</title>
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		<pubDate>Fri, 18 Jun 2010 14:16:28 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[「瀧口修造全集Ⅵ」（みすず書房）に収められている「モホリ・ナギ」に関する評論を読んで、自分には構成主義の画家としか認識のなかったモホリ・ナギが、写真や実験映画を作って、その世界でも現代に繋がる重要な仕事をしていることを知 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「瀧口修造全集Ⅵ」（みすず書房）に収められている「モホリ・ナギ」に関する評論を読んで、自分には構成主義の画家としか認識のなかったモホリ・ナギが、写真や実験映画を作って、その世界でも現代に繋がる重要な仕事をしていることを知りました。モホリ・ナギは、近代デザイン・建築史の中で重大な役割を担ったドイツのバウハウスに教授として招かれて、バウハウスの創立者であり建築家であったグロピウスとともに、革新的な美術教育を行っています。その構成的な作品を自分も見た記憶があります。何より教育者としてのモホリ・ナギは、「バウハウス叢書」の編集をした業績があまりに有名です。デザイン教育の基礎課程で行う構成や実材に関する理論は、ここからスタートしていると言っても差し支えないと思います。瀧口流評論を契機に、これからはモホリ・ナギの写真に関しても留意していきたいと思っています。</p>
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		<title>書籍の魅力</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Jun 2010 14:23:25 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>一日の大半をパソコンに向かっている仕事のせいか情報機器への依存度は相当なものだろうと思っています。このブログもそうです。ＷＥＢギャラリーを持っていることも自分のＰＣ依存を物語っていますが、実のところ自分はアナログな世界が大好きです。ずっと彫刻をやっているわけですから、木や土といった実材を扱い、手でモノごとを考え、手で答えを見つけている日常があります。それにもうひとつ、昔から書籍が大好きで、紙の頁をめくる感覚に魅力を感じます。自分は携帯小説は好みません。それは小説の内容ではなく、携帯電話の画面があまり好きになれないのです。簡単なメールならともかく、小説は紙に印字されたものを読みたいと思います。パソコンで画像を処理することには抵抗がありませんが、書籍をパソコンに替えて、小説や評論を読むのには少しばかり抵抗があるのです。今、書籍の魅力を語っている自分は、あと１０年も経たらどうなっているのでしょう？変わらずにいられるか、それともパソコンが万能と思っているか、自分でもわかりませんが…。</p>
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		<title>僅かな読書時間</title>
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		<pubDate>Tue, 08 Jun 2010 14:05:16 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[通勤時間が短いのは負担が少なくて楽です。そういう意味でも今の職場にいられるのは有難いと感じます。この僅かな時間を使って車内で読む本も格別です。このところずっと「瀧口修造全集」（みすず書房）を鞄に入れていますが、通勤時間の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>通勤時間が短いのは負担が少なくて楽です。そういう意味でも今の職場にいられるのは有難いと感じます。この僅かな時間を使って車内で読む本も格別です。このところずっと「瀧口修造全集」（みすず書房）を鞄に入れていますが、通勤時間の１０分から１５分で味わう美術評論が自分の一日の始まりです。瀧口流評論は比較的短い文が多く、短い通勤時間に程よくマッチしています。もう少し読んでいたい欲求に駆られるところで、電車を降りてしまいます。これもまたいいのではないかと思っています。一番貪るように読んでいたのは大学時代でしたが、その百分の一程度が今の読書時間です。頭の中の知識吸収力も昔とは違うのかなぁと思いつつ、今日も電車に揺られています。</p>
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		<title>鑑賞から生まれるコトバ</title>
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		<pubDate>Tue, 25 May 2010 13:31:36 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[「瀧口修造全集Ⅴ」（みすず書房）には、作家の個展や出版等に寄せる滝口の文章が掲載されています。それは通常の美術評論として書かれたものや、作品鑑賞から生まれ出た詩的なコトバも数多くあります。そうしたコトバは、実際の展覧会を [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「瀧口修造全集Ⅴ」（みすず書房）には、作家の個展や出版等に寄せる滝口の文章が掲載されています。それは通常の美術評論として書かれたものや、作品鑑賞から生まれ出た詩的なコトバも数多くあります。そうしたコトバは、実際の展覧会を見ていない自分にとって、美術作品を動機付けとした別の世界感を形作っているように思えます。詩をよく味わいイメージするところを探ると、その動機となった美術作品との間にどんな関係が結ばれているのか興味が尽きないところですが、今となっては過去の展覧会を見ることは不可能です。よく知られた作家や作品の場合には、対象となるモノと瀧口修造の関わりが多少は理解できて、それだけでも面白いと感じます。様々な表現を、あらゆる媒体を使って作品化する世界にあって、それを考察をする上で、瀧口修造の試みは自分の鑑賞力を高め、翻って自己表現を考える上でも、一助になっていると確信しています。</p>
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		<title>言語と図像の関係</title>
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		<pubDate>Thu, 13 May 2010 13:47:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yutaka</dc:creator>
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		<category><![CDATA[イメージ]]></category>
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		<description><![CDATA[「言語と図像とは、位相を異にしながら、牽引し合う。余白に書かれたように見えながら、言語影像としての自発的な対位法をもつ。」（「瀧口修造全集５」みすず書房）自分がコトバを選ぶ時に感じることのひとつに、自分の彫刻作品の説明で [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「言語と図像とは、位相を異にしながら、牽引し合う。余白に書かれたように見えながら、言語影像としての自発的な対位法をもつ。」（「瀧口修造全集５」みすず書房）自分がコトバを選ぶ時に感じることのひとつに、自分の彫刻作品の説明ではないコトバで、彫刻のイメージを共有しうるコトバとはどういうものかという自問自答があります。時に作品の自己解説を試みることがありますが、これはコトバが図像の従属的な関係を作ることになります。そうではないコトバとは何か、瀧口流に言う「牽引し合う」関係とは何か、「自発的な対位法」とは何か、コトバも図像と同じ座標にたって、図像の発想が始まる原点に立ち返って、コトバを紡ぎ出すという作業をやってみたいと思っているのです。イメージの共有化が図れれば、コトバが作品に寄り添う必要はないし、作品を意識する必要もないと思っています。ただし、「位相を異にする」という関係は、視る行為と読む行為、または直感的と知覚的と言い換えられる相対する行為があって、両領域から発せられるイメージで自分という世界の輪郭が辿れれば、伝達手段の多様性によって、さまざまな鑑賞者に自分を伝えられるのではないかと考えているのです。</p>
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		<title>もう一度「瀧口修造全集」へ</title>
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		<pubDate>Tue, 11 May 2010 12:18:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yutaka</dc:creator>
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		<category><![CDATA[イメージ]]></category>
		<category><![CDATA[コトバ]]></category>
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		<description><![CDATA[瀧口修造全集（みすず書房）の1巻から4巻まで読んだところで、一呼吸入れて別の本を読んでいました。「バルラッハの旅」（上野弘道著 風間書房）や「岩崎弥太郎と三菱四代」（河合敦著 幻冬舎）などを読んで、ここにきてもう一度「瀧 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>瀧口修造全集（みすず書房）の1巻から4巻まで読んだところで、一呼吸入れて別の本を読んでいました。「バルラッハの旅」（上野弘道著 風間書房）や「岩崎弥太郎と三菱四代」（河合敦著 幻冬舎）などを読んで、ここにきてもう一度「瀧口修造」に戻ってきました。瀧口ワールドは読んでいくうち頁を捲るペースはしだいに落ちてきますが、コトバひとつひとつを堪能しながら読み解いていく楽しさがあります。瀧口ワールドは、散文のような詩のような美術評論で、コトバとアートが対峙しているような印象です。ずっと読み続けていると、瀧口流の独特なイメージに翻弄されるので、自分はまた一呼吸入れたくなると思います。そんな希薄な読書癖がついているのは私だけかもしれませんが…。美術作品の中には論評や概説では賄いきれないものがあって、それが詩を生み出すのではないかとさえ思えます。現に美術評論家の中には詩人としても活躍している人がいます。瀧口修造はその最たる人物で、珠玉のようなコトバを噛み締めながら全集読破に向けて瀧口ワールドを満喫したいと思います。</p>
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