Archives for posts tagged ‘展覧会’

魯山人とノグチの共通性

現在読んでいる「イサム・ノグチ 庭の芸術への旅」(新見隆著 武蔵野美術大学出版局)の中に北大路魯山人とイサム・ノグチを比較して論じている章があって、興味関心を持ちました。昔、この2人の芸術家を扱った展覧会があって、どうや […]

横浜の「ヌード展」

私の地元である横浜美術館は、企画が優れている美術館のひとつだと予てより思っていました。今回も例外ではなく、人体のヌードに焦点を当てた企画に私は興味津々でした。この企画展は数か国を巡回する大規模なもので、英テート・コレクシ […]

東京駒場の「柚木沙弥郎の染色」展

90歳を超えても現役で活躍する染色家柚木沙弥郎。先日、NHK番組の日曜美術館で紹介されていて、その制作風景を見た私は創作意欲が刺激されました。自由闊達で好奇心の塊のような作家は、床に敷いた大きな平面に抽象形態を描き、型紙 […]

週末 梱包&美術館巡り

梱包作業のリフレッシュのために適度に鑑賞の機会を入れています。今日も昨日に続き、午後は鑑賞を入れました。今朝は7時から工房に篭り、梱包用木箱に陶彫部品を収め始めました。作った木箱は9個。カットしたベニヤ板がなくなったので […]

5月のまとめと6月に向けて

6月になりました。昨日まで関西に行っていた関係で、5月のまとめが出来ていません。まず、先月を振り返ってみることから書き始めます。5月は陶彫制作に精一杯取り組んでいました。5月は連休があり、制作日が多く取れたことが幸いして […]

関西出張② 「エリオット・アーウィット展」

京都にある何必館・京都現代美術館で開催していた 「エリオット・アーウィット展」を見てきました。エリオット・アーウィットは1928年パリで生まれた写真家で、戦禍を逃れてアメリカに渡り、フォトジャーナリストとして有名になりま […]

映画「北斎」雑感

先日観に行った映画の正式タイトルは「大英博物館プレゼンツ 北斎」と言います。江戸時代の絵師葛飾北斎の大掛かりな展覧会「Hokusai:Beyond the Great Wave」が、2017年5月から8月にかけてイギリス […]

ベラスケス「バリェーカスの少年」について

東京上野にある東京国立西洋美術館で開催されている「プラド美術館展」で、最も呼び声の高い芸術家はベラスケスです。ベラスケスは写実主義絵画の巨匠ですが、描かれた人物の風貌や静物の質感には、目を見張るような表現力を感じました。 […]

上野の「プラド美術館展」

ゴールデンウィーク中の東京上野の賑わいは大変なもので、家内と私はそんな混雑を避けて、夕方の時間帯に東京国立西洋美術館に行ってきました。開催していたのは「プラド美術館展」。副題に「ベラスケスと絵画の栄光」とあり、今回来日し […]

汐留の「ジョルジュ・ブラック展」

東京汐留にあるパナソニック汐留ミュージアムは、私にとって感度の高い企画展をやっていることが多く、交通の利便さもあってよく出かける美術館のひとつです。今回の「ジョルジュ・ブラック展」も絶対に見に行こうと決めていました。キュ […]

GW⑤ 柱陶制作&美術館散策

ゴールデンウィーク5日目を迎えました。「発掘~根景~」の柱陶制作が残り8枚となり、今日はこれを完成すべく早朝から工房に出かけました。夕方、家内と東京の美術館へ行く約束になっていたので、その分制作時間を前倒し、午前7時半に […]

GW③ 4月を振り返る

ゴールデンウィーク3日目です。この三連休の後、2日間仕事で出勤し、また4連休があります。今日で前半のゴールデンウィークが終わりました。当初の制作目標ではこの三連休で「発掘~角景~」を完成させるはずでしたが、「発掘~根景~ […]

横山大観「生々流転」

東京国立近代美術館で開催されている「横山大観展」の目玉は大作「生々流転」です。私は「生々流転」に描かれている水墨が織りなす自然のドラマが見たくて、東京竹橋までやってきたのでした。「葉末に結ぶ一滴の水が、後から後からと集ま […]

竹橋の「横山大観展」

先日、東京竹橋にある東京国立近代美術館で開催中の「横山大観展」に行ってきました。横山大観は、我が国の近代画壇では抜群の知名度を誇る日本画家ですが、経歴を辿ると決してアカデミズムの本流を歩んできたわけではなく、寧ろ在野で存 […]

百花繚乱列島「群鯉図」

先日、千葉市美術館で開催中の「百花繚乱列島」展に行ってきました。全国津々浦々から集められた江戸時代の絵師たちによる秀作の中で、私がその場を立ち去り難くなった作品がありました。日本美術史に残る名作ではなく、また新しい価値が […]

千葉の「百花繚乱列島」展

先日、千葉市美術館で開催中の「百花繚乱列島」展に行ってきました。本展には「江戸諸国絵師めぐり」という副題がついていて、全国津々浦々のご当地絵師だけではなく、藩の御用絵師も加えて、彼らが地元の画壇で活躍し、ゆかりの絵師とし […]

名作誕生「鶴の変容」

先日見てきた東京国立博物館の「名作誕生」展の中で、花鳥図の次に自分が足を留めたのが、鶴や鶏を描いた伊藤若冲の作品でした。相変わらず若冲の作品に私は惹かれてしまいます。具象ではあるけれども構成に絶妙な力量を発揮した若冲の描 […]

名作誕生「つながる水墨」

先日見てきた東京国立博物館の「名作誕生」展の中で、初めに自分が興味を持ったのが、日中花鳥画の変遷がわかる展示でした。中国・明時代の画家呂紀や殷宏は緻密な世界観を作り上げていたのに対し、雪舟や元信は画面の象徴化を図っていま […]

上野の「名作誕生」展

先日、東京上野にある東京国立博物館平成館で開催中の「名作誕生」展に行ってきました。「名作誕生」展には「つながる日本美術」という副題がついていました。わが国で比類なき世界を打ち立てた巨匠たちの作品も、大陸から渡来した絵画や […]

週末 「根景」陶彫部品 もうひと息

今日は朝から工房に篭りました。「発掘~根景~」の陶彫部品がもうひと息で終わります。陶彫は成形と彫り込み加飾が済むと、数週間乾燥させます。「待ち」の時間があるのです。乾燥した作品はヤスリをかけた後、化粧掛けを施して窯に入れ […]

週末 早朝制作&4つの美術館散策

週末になって、今日こそは美術館に行こうと決めていました。計画していた大きな展覧会が3つ、加えて私と同じ二束の草鞋を履く職員が出品している公募展があって、今日一日で全てを回るつもりでいました。家内は演奏活動があるため、私一 […]

4月初めの日曜日に…

今日は年度初めの4月1日です。日曜日であったため職場には行かず、私は朝から工房にいました。例年より陶彫制作を頑張っているつもりが、毎年ハードルを上げているせいか、厳しい制作工程に悩まされています。朝9時から夕方4時まで休 […]

春分の日 制作&散策

ウィークディの真ん中に休日があるのは、創作活動をする上で大変助かります。とりわけ陶彫は乾燥具合を見て作業を進めていくので、水曜日はタイミングとしては最高です。今日は朝から雪が降っていました。春分の日なのに積もっていく雪を […]

展覧会や映画館に足繁く通った2月

今日で2月が終わります。今月を振り返ると、今までになく鑑賞が充実していたと思っています。まず、展覧会では「仁和寺と御室派のみほとけ」展(東京国立博物館)、「ブリューゲル展」(東京都美術館)、「谷川俊太郎展」(東京オペラシ […]

横浜の「石内都 肌理と写真」展

昨日、横浜美術館の円形フォーラムで会議がありました。美術館学芸員から企画展の案内があったので、会議終了後、「石内都 肌理と写真」展に立ち寄りました。写真展を見たのは久しぶりで、私は2016年に東京都写真美術館で開催された […]

初台の「谷川俊太郎展」

画家や造形作家が詩人とコラボレーションした展覧会は何度か見たことがありますが、一人の詩人による美術館での個展は、私は初めて見たように思います。詩人がどのような展示を行うのか興味津々で、先日、東京初台にある東京オペラシティ […]

上野の「ブリューゲル展」

先日、東京国立博物館に行った折に、近くにある東京都美術館に足を延ばし、同館で開催中の「ブリューゲル展」を見てきました。ブリューゲルと言えば、私は若い頃滞在していたウィーンの美術史美術館で見ていた、民衆をパノラマにして描い […]

上野の「仁和寺と御室派のみほとけ」展

先日、東京上野の国立博物館平成館で開催中の「仁和寺と御室派のみほとけ」展を見てきました。副題が「天平と真言密教の名宝」となっていて、本展は、京都の仁和寺を総本山とする御室派全国約790寺から精選された名宝を集めた展覧会な […]

横浜の「今右衛門の色鍋島」展

先日、4つの展覧会を一度に回って、最後のそごう美術館閉館間近に飛び込んだのが「今右衛門の色鍋島」展でした。あと30分もすれば閉館する時だったので、鑑賞者は疎らで、じっくり見るには最高のシチュエーションでした。時間を気にし […]

三連休 AM加飾 PM博物館・美術館へ

明日が建国記念日、明後日がその振替休日になっているため。今日から三連休になります。この三連休は制作三昧といきたいところですが、土曜日はウィークディの仕事の疲れが残っていて、今ひとつ制作に意欲が持てません。今日も先日成形を […]

「ゼロ時間」アンゼルム・キーファー

ドイツの画家アンゼルム・キーファーに興味を抱いたのは、1998年に箱根の彫刻の森美術館で開催された「アンゼルム・キーファー展」を見たことに端を発します。ナチスの負の歴史を直視し、ナチス式敬礼の写真を展示して物議を醸した芸 […]