Archives for the ‘note’ Category

作家不在の工房の存在感

ロベール・ドアノー写真集「芸術家たちの肖像」の中で、工房だけが撮影されている頁があります。そこに作家はいません。ただし、文章で作家の存在が示されています。「そこはヴォージラール通りの裏手にある行き止まりで、緑が好き放題は [...]

風景の再構築

近隣を散策していると、かつて自分が小学校に通った小道が変貌していて、昔の見慣れた風景が思い出せなくなっているのに気づきます。住宅が密集し、かつての小道より大きな通りが横に出来ていて、ここまで変わってしまうと自分の記憶に自 [...]

週末 窯入れ・タタラいろいろ

昨日、土練りをしたので今日はそれを使ってタタラを作り、成形の準備をしました。今日も相変わらず工房は寒く、身体が縮こまっています。先日工房での冬を乗り切れたと思ったら、まだまだ寒い日が続きます。FMラジオを流して、陶土を弄 [...]

週末 土練り・成形いろいろ

昨日と打って変って寒い一日でした。今日はボランティアの子がやってきて、土錬機を回して土練りをやってくれました。陶土は1包みが20キログラムで、それを4つほど練っていきます。1ヶ月に1度くらいの割合で、80キログラムの陶土 [...]

暖かな一日

今日はようやく春らしい一日が訪れたように感じました。室内で仕事をしている身には季節感がまるでないのですが、通勤途中に肌に触れる空気は、柔らかく暖かな感じを持ちました。工房の周囲には梅が咲いています。風景の中に花が咲き始め [...]

「余白に書く」を読む

表題の「余白に書く」というのは、「瀧口修造全集Ⅳ」の副題です。「余白に書く」とはどういうことだろうと思って読み始めました。「余白に書く」とは展覧会や公演に寄せた文章であることがわかり、その夥しい数の文章が「瀧口修造全集Ⅳ [...]

読書ができる貴重な時間

職場では管理職といえども雑用に追われる毎日で、こんな時に通勤時間帯や余暇に読書ができる幸せを感じます。本を読む、活字を追う行為から広がるイメージの世界は、自分が今まで蓄積したあらゆる体験や経験を駆使して構築したものです。 [...]

3月RECORDは「穿つ」

昨日から今月のRECORDのテーマを考えながら、一日1点のポストカード大の作品作りを行っています。RECORDというのは、日々の記録として作品を作っていく総称で、自分に課したノルマでもあるのです。自分のホームページにも過 [...]

3月 春の宵に…

ずい分暖かくなりました。今日から3月です。昨年のブログを見ると、この時期「発掘~赤壁~」が出来上がりつつあって、週末頑張っている様子が伺えます。今年の「構築~瓦礫~」は、どうも今月中に出来上がりそうもありません。まだ全体 [...]

借りた作業場と自分の工房

昨年7月に農業用倉庫として建てた自分の工房。すっかり制作ペースが出来上がって、週末には必ずそこで作業をしています。今日も2月最後のRECORDをやって、陶彫の手の込んだ成形をやって、タタラを作って…というように作業を進め [...]

週末の陶彫パーツ制作継続

週末は新作「構築~瓦礫~」のための陶彫パーツ作りに励んでいます。先週、手の込んだ陶彫パーツの成形が終わりましたが、今日も目立つ場所に置く陶彫パーツをもうひとつ作り始めました。集合彫刻としてパーツを数多く作り、その組み合わ [...]

RECORDに「龍」描く

今月のRECORDのテーマは「渦巻く」です。そこで、天に昇る龍を描きはじめました。龍と虎は日本古来のモチーフで、掛け軸や屏風に優れた作品が残されています。京都の天竜寺の天井画には加山又造が描いた龍、建仁寺の天井画には小泉 [...]

「書」に対する思い

今晩は管理職仲間が集まって、日頃のストレスを発散させる機会をもちました。飲み会の席で隣に座った仲間は、「書」を嗜む人で、彼の「書」を見に行った感想を、前にブログで紹介しました。飲み会の間も「書」談義に花が咲き、自分がやっ [...]

イメージするチカラ

近隣のスポーツクラブに行って身体を動かしている時に、運動能力とは何だろうと考えています。たとえば水泳でたいして力を入れなくても楽にスイスイ泳ぐことができる、つまり無駄のない動きで運動をしていることだと思っています。それは [...]

夢の記述

最近ほとんど夢を見ないので、夢に関する話題は自分にとって微妙と言わざるをえません。家内はよく夢を見るらしく、朝食の時に夕べ見た夢の話題になる時があります。夢はどんな時に見るのでしょうか。精神状態や健康状態が夢を見ることに [...]

運転免許の失効手続

公開しているホームページ内のNOTE(ブログ)にも関わらず、自分のメモや失態を許容範囲で掲載しています。というのもブログは、自分の振り返りとして後になって読み返し、時に自分の気分を高揚させたり、戒めたりすることがあるから [...]

陶彫成形に時間をかける

工房に籠もって制作に励んだ一日でした。今日は新作「構築~瓦礫~」の部品になる陶彫の成形にたっぷり時間をかけました。陶彫の部品は少しずつ出来上がっているのですが、そのうちいくつかの部品は加飾に時間をかけて、目立つ位置を与え [...]

イメージは転寝とともに…

今日は週末ですが、職場の施設を他団体に貸すために自分だけは出勤していました。とくにやるべきこともなく過ごしていた職場でRECORDを描いていました。今月のRECORDは「渦巻く」テーマでやっています。渦巻くイメージをあれ [...]

ジャスパー・ジョーンズの素顔

これは私だけが感じることなのかもしれませんが、アメリカの現代美術の旗手は、誰でもカリスマ的風貌を持っていると信じて疑いません。アンディ・ウォーホルの風貌から受ける偏った印象でしょうか。それともジャクソン・ポロックの派手な [...]

ギャラリーに「赤壁」アップ

自分のホームページの中のギャラリーに「発掘~赤壁~」をアップしました。昨年夏のギャラリーせいほうの個展で発表した陶彫による作品です。昨年の今頃作っていた思い出があります。「発掘~赤壁~」を考えた時の、初めのイメージは4点 [...]

ピカソのポートレート

ドアノー写真集「芸術家たちの肖像」の中で、やはり一番気を引くのはパブロ・ピカソのポートレートです。ピカソのポートレートは自宅にもう一冊、ディビット・ダグラス・ダンカン写真集「ピカソとジャクリーヌ」があります。これはカンヌ [...]

写真集「芸術家たちの肖像」

表題はロベール・ドアノー写真集「芸術家たちの肖像」(岩波書店)です。自宅の書棚には田沼武能写真集「アトリエの101人」(新潮社)、南川三治郎写真集「アトリエの巨匠・100人」(新潮社)があって、時折頁を捲っています。芸術 [...]

目黒の「ベルナール・ビュフェ展」

昨日、目黒区美術館で開催中の「ベルナール・ビュフェ展」に行ってきました。昨日のブログに書いた通り、昨日は親戚の招待を受けたり、池袋に沖縄民謡を聴きに行ったりした一日でしたが、昼の僅かな時間を使って、目黒にも足を運んだので [...]

沖縄民謡の夕べ

週末の制作ノルマを早朝5時半から工房で行い、午後時間を空けました。家内の従兄弟たちが集まるというので、自分も招待を受けたのです。手料理を振舞われて、いい気分になっていたところに、従兄弟の一人が沖縄民謡を聴きに行こうと言う [...]

「川喜田半泥子のすべて」展

銀行取締役、そして頭取、財界人として活躍した川喜田半泥子。自分は陶芸家として知っていましたが、実は趣味が高じて、その域を抜き出ていたことを、この展覧会を通じて知りました。本格的な二束の草鞋。自分にとっては先達にあたる人だ [...]

カタチの崩しを考える

陶芸でも彫刻でも長年やっていると、技巧に走ってしまい、「手なり」でモノを作っていると感じることがあります。陶彫に関しては、自分ではどうなのかわかりませんが、焼成の成功率の高いカタチを選ぶと、あるいはそうなることがあると思 [...]

2つのグループ展

今日は休日ですが、工房には行かず、知り合いが出品しているグループ展を2つ見て回ることにしました。幸い2つとも地元の横浜でやっているので、気軽に出かけて行きました。ひとつは以前借りていた作業場によく来ていた美大生が出品して [...]

体調は戻りつつ…

声が枯れて咳き込んでいる症状も次第に回復してきました。体調は戻りつつあるものの、無理ができないかなと思っています。明日は休日です。最初の計画では、思い切り制作を頑張る予定でしたが、必要最低限にして身体を休めようと思ってい [...]

生活環境が齎すもの

自分が24歳から29歳までの5年間海外で暮らしていたことを、50代になって忘れているかと思えば、そうではなさそうだと実感する時があります。もちろんブラブラしていた5年間で失ったものもあります。30歳になったばかりで帰国し [...]

ガラガラ声と大きなマスク

今日職場に行くと、「どうしたんですか?」「声がつらそうですね」と自分の顔を覆っているマスクを見ながら、職場の人が声をかけてくれました。管理職である自分は今までなら周りを気遣い、周りの人に声をかけていました。「年休が欲しい [...]

HPの新しいNOTE

ホームページの中にあるNOTE(ブログ)が新しい形式になりました。使い慣れないうちは大変ですが、すっきりしたデザインになりました。毎日書いているものなので、すぐ慣れるとは思いますが…。このホームページは自分にとっては大切 [...]