Archives for the ‘note’ Category

「芸術とイズム」について

現在、通勤時間帯に読んでいる「アートと美学」(米澤有恒著 萌書房)の第三章では「芸術とイズム」について考察しています。筆者の理論は多義にわたり、歴史的考察を踏まえた厚みを持っているので、章ごとのまとめは私にとって困難です […]

横山大観「生々流転」

東京国立近代美術館で開催されている「横山大観展」の目玉は大作「生々流転」です。私は「生々流転」に描かれている水墨が織りなす自然のドラマが見たくて、東京竹橋までやってきたのでした。「葉末に結ぶ一滴の水が、後から後からと集ま […]

竹橋の「横山大観展」

先日、東京竹橋にある東京国立近代美術館で開催中の「横山大観展」に行ってきました。横山大観は、我が国の近代画壇では抜群の知名度を誇る日本画家ですが、経歴を辿ると決してアカデミズムの本流を歩んできたわけではなく、寧ろ在野で存 […]

映画「女は二度決断する」雑感

先日、横浜の中心街にあるミニシアターに「女は二度決断する」を家内と観に行きました。ドイツのハンブルグを舞台に、主人公は生粋のドイツ人女性、夫はトルコ系移民、そこに生まれた一人息子。麻薬に手を染めて服役していた夫でしたが、 […]

週末 全体と部分について

今日は朝から工房に行って制作三昧でした。新作「発掘~根景~」の陶彫部品が最終段階を迎え、制作に拍車がかかりました。私の作品は集合彫刻で、数ある陶彫部品をボルトナットで繋いで構成していきます。もちろん最初は全体像としてのイ […]

週末 今夜も土曜名画座

昨晩、職場での歓送迎会が横浜駅周辺のレストランでありました。遅い時間の帰宅になり、案の定、今日は制作が滞るほど気分が優れませんでした。年度初めの多忙感は毎年のことですが、陶彫制作が佳境を迎えるのと相俟って、この時期はいっ […]

百花繚乱列島「群鯉図」

先日、千葉市美術館で開催中の「百花繚乱列島」展に行ってきました。全国津々浦々から集められた江戸時代の絵師たちによる秀作の中で、私がその場を立ち去り難くなった作品がありました。日本美術史に残る名作ではなく、また新しい価値が […]

千葉の「百花繚乱列島」展

先日、千葉市美術館で開催中の「百花繚乱列島」展に行ってきました。本展には「江戸諸国絵師めぐり」という副題がついていて、全国津々浦々のご当地絵師だけではなく、藩の御用絵師も加えて、彼らが地元の画壇で活躍し、ゆかりの絵師とし […]

名作誕生「鶴の変容」

先日見てきた東京国立博物館の「名作誕生」展の中で、花鳥図の次に自分が足を留めたのが、鶴や鶏を描いた伊藤若冲の作品でした。相変わらず若冲の作品に私は惹かれてしまいます。具象ではあるけれども構成に絶妙な力量を発揮した若冲の描 […]

名作誕生「つながる水墨」

先日見てきた東京国立博物館の「名作誕生」展の中で、初めに自分が興味を持ったのが、日中花鳥画の変遷がわかる展示でした。中国・明時代の画家呂紀や殷宏は緻密な世界観を作り上げていたのに対し、雪舟や元信は画面の象徴化を図っていま […]

上野の「名作誕生」展

先日、東京上野にある東京国立博物館平成館で開催中の「名作誕生」展に行ってきました。「名作誕生」展には「つながる日本美術」という副題がついていました。わが国で比類なき世界を打ち立てた巨匠たちの作品も、大陸から渡来した絵画や […]

週末 「根景」陶彫部品 もうひと息

今日は朝から工房に篭りました。「発掘~根景~」の陶彫部品がもうひと息で終わります。陶彫は成形と彫り込み加飾が済むと、数週間乾燥させます。「待ち」の時間があるのです。乾燥した作品はヤスリをかけた後、化粧掛けを施して窯に入れ […]

週末 早朝制作&4つの美術館散策

週末になって、今日こそは美術館に行こうと決めていました。計画していた大きな展覧会が3つ、加えて私と同じ二束の草鞋を履く職員が出品している公募展があって、今日一日で全てを回るつもりでいました。家内は演奏活動があるため、私一 […]

RECORD 山積みの解消

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作って、かれこれ10年が経ちました。全てを称してRECORD(記録)と名づけています。毎日作品を作っていくうちにクオリティが高くなっていき、その日の気分に左右されなくなりました。それ […]

「発掘~根景~」と「発掘~角景~」

タイトルには簡潔な語彙を用いるのが私の作品に対する考え方です。そこに思索的な要素は入れずに、見てわかるようなタイトルをつけるようにしています。現在作っている2点の陶彫作品を「発掘~根景~」と「発掘~角景~」にしました。大 […]

社交性と内向性

社交性と内向性、自分はどちらかに偏っているとすれば、内向性だと思っています。公務員管理職としての立場があると、どうしても大勢の人の前で話をする機会や、情報交換等で人と交流する場面が多いのですが、私の性向としてはやはり内向 […]

「芸術と美」について

現在、通勤時間帯に読んでいる「アートと美学」(米澤有恒著 萌書房)の第二章では「芸術と美」について考察しています。最近のアート作品は美しいという概念がなくなってしまったような印象を受けます。それもそのはず、美とは何か、本 […]

映画「ぼくの名前はズッキーニ」雑感

アルコールやドラッグ中毒、育児放棄、性的虐待、犯罪や移民問題など現代社会を取り巻く問題は、国が変われど、どこでも存在する困難な課題です。ましてや幼い子どもたちにとっては、その後の人生を左右する忌々しき問題です。子どもを主 […]

週末 陶彫制作が佳境

今日は昨日より元気に陶彫制作に励むことが出来ました。新作の制作工程はまさに佳境を迎えています。陶彫部品は9割くらいが出来上がっていますが、テーブル彫刻にするための木材の加工がまだ出来ていません。陶彫部品は毎週末に只管作り […]

週末 恒例の土曜名画座へ

やっと週末になりました。この1週間は気遣いが多く、心身ともに疲れました。待ち遠しかった週末なので、朝から工房に篭って制作に没頭しようとしましたが、疲労感が容易に取れず、土練りと大きめなタタラを4枚作ったら、意欲が萎えてし […]

長かった1週間

今週より新年度が始まり、職場全体で行った式典的なイベントや、離任や退任、また着任に関わることがあって、私は役職としての挨拶が続く毎日でした。新しい体制が動き始めるこの時期は、とても長く感じました。職場での親睦を深める夜の […]

平成30年度の式典イベント

私たちの業種は、年間に何回かイベントが予定されています。イベントは式典的なものと祝祭的なものに分かれます。察しのよい方は、私たちがどんな業種なのか分かっていられると思いますが、拡散を恐れて敢えて業種を伏せて広報しています […]

平成30年度の大鍋コミュニケーション

私の職場に新しい職員たちがやってきました。人と人とのコミュニケーションは食事から始まるというのが、私の組織融合論です。それは理屈ではなく、まず一緒に鍋を囲みましょうと誘うのです。仕事が終わってからの居酒屋で一杯というのも […]

4月RECORDは「突」

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作っている総称を、私はRECORDと言っています。そのノルマを自分に課して10年以上が経ちました。画面が小さくてもアイデアから下書き、彩色、仕上げにペン入れをすることが定番になりまし […]

3年目の再任用管理職

昨年度より引き続き、私は現在の職場に勤務することになりました。現在の職場は5年目になり、公務員管理職としては正副を合わせると10年が経とうとしています。慣れているようで、新たな事案が発生すると、今までのキャリアを持ってい […]

4月初めの日曜日に…

今日は年度初めの4月1日です。日曜日であったため職場には行かず、私は朝から工房にいました。例年より陶彫制作を頑張っているつもりが、毎年ハードルを上げているせいか、厳しい制作工程に悩まされています。朝9時から夕方4時まで休 […]

年度末そして3月最後の週末

年度末の最終日を迎え、勤務を要しない土曜日であっても、職場では荷物の片付けや整理をする職員がいたことでしょう。私は創作活動があるため出勤はしませんでしたが、私の書類の片付けもまだ終わっていません。今年度は職場の業績が良い […]

映画「DARK STAR H・R・ギーガーの世界」雑感

常連にしている横浜のミニシアターへ家内と「DARK STAR H・R・ギーガーの世界」を観に行ってきました。ギーガーは米SF映画「エイリアン」の造形で、1980年アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、国際的な知名度を獲得した芸 […]

勤務終了後に映画鑑賞へ

来週から新年度が始まるため、新しく職場に来る方の面接や、部内での引き継ぎや片づけがあって、職員たちは着々と仕事をしていますが、私は追い詰められないと片付けが出来ない性分なので、ぼんやりとした時間を過ごしています。職員の相 […]

作品タイトルをどうするか?

昨年の夏より取り組んでいる新作には、まだタイトルがありません。大きなテーブル彫刻やら小さめのテーブル彫刻といった呼び方をしていて、そろそろタイトルをつけないと不便だなぁと感じています。タイトルは作者によって考え方が異なり […]

川越散策の一日

今日は職場で年休をいただきました。創作活動も休みました。関東各地から桜満開の便りが届いていることがあって、家内と久しぶりにドライブに出かけました。ウィークディは公務員管理職の仕事があり、とりわけ最近は人事に振り回されてい […]