週末 活動時間について

やっと週末がやってきました。私はいつものように朝9時に工房に行って、夕方4時までの7時間を陶彫制作に費やします。作業が始まると忽ち時間が過ぎていく感覚を持ちますが、創作活動に邁進する7時間は本当に疲れます。毎週末は特別な用事がない限り、こんな風に過ごしていて既に習慣となっています。制作開始時間と終了時間を自分で決めているのです。これはウィークディの公務員としての勤務時間に影響を受けています。ウィークディは朝8時半には職場に出勤し、夕方は5時に勤務時間が終わりますが、朝夕多少の時間的余裕を持って仕事をやっています。私たちは8時間労働が基本です。管理職になる前からずっとこの勤務時間でやってきましたが、一般職員だった頃の方が残業が多かったと振り返っています。それに倣って制作時間も決めています。自由のはずの創作活動ですが、公務員のように時間を決めてやっているのは、そこに彫刻特有のアプローチがあるからです。気の向くままにやろうと思えば、誰にも咎められることのない制作ですが、敢えて時間の制約を自分に課して行うのには理由があります。私が自己表現に選んだ彫刻は、実材を扱う職人的な技巧が必要なため、素材に向き合う時間を要するのです。彫刻は一般的に一気呵成に出来ない表現で、私はそれを労働の蓄積と呼んでいます。とりわけ陶彫は、土練り、成形、加飾、化粧掛け、乾燥、焼成といった工程があって、順序を踏まなければ作品が出来上がっていかないのです。どうやら私はそうした時間の制約がある方が調子が上がるらしく、公務員的な日常を創作活動に持ち込んでいると言っても差し支えありません。今日は、先日成形を終わらせた陶彫部品に彫り込み加飾を施し、次の制作に備えて土練りやタタラを準備しました。夕方は乾燥した陶彫部品にヤスリで仕上げをし、化粧掛けをして窯に入れました。そこまででちょうど夕方4時になり、作業を切り上げました。窯にスイッチを入れるのは明日の夕方です。明日も7時間の制作を頑張りたいと思います。

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