夏の休庁期間の最終日

今年は職場で長い休庁期間を設定しました。私たち職員は週末以外は勤務を要する日でしたが、夏季休暇や年休が取得し易い環境を作ったのでした。管理職といえども私も長い休みを取らせていただきました。期間中は県外に旅行に行ったり、創作活動に励んでいました。職場を離れることで夢現な生活を送らせていただきました。気分が爽快になっていたところに、夕方になって職場を統括する本部組織から連絡があり、私の職場で用務を受け持つ職員のお子様が交通事故で被害に遭ったことが分かりました。幸い命に別状はなくホッとしましたが、職場が留守番電話の対応をしていたため、本部へ連絡がいき、私の携帯電話が鳴ったのでした。今年の長い休庁期間での連絡はこの一件だけでした。今日で夏の休庁期間が終わり、次の休庁期間は冬の年末年始です。まとまった休みが取れる環境は、今後も他の職員にも必要だろうと思っています。私が自ら長い休みを体験して、本当にそう思いました。創作活動に関しては、この休庁期間で作った陶彫部品は2つです。7月末に作った陶彫部品を合わせると3つになりますが、制作目標ではもう少し多く作る予定でいました。酷暑を言い訳にしてしまいますが、工房に長く留まれなかったのが原因です。蒸し風呂のような中で、陶彫のあらゆる作業は苦戦を強いられました。若い時はもう少し頑張れたように思いますが、20年以上も前のイメージで今も作業をやっていくのは危険かもしれません。新作は40個くらいの陶彫部品で形成していく集合彫刻です。部品の数がハッキリしないのは、完成に近づくに従って部品の追加や訂正があるためです。原初のイメージを効果的に生かすため、細かいところは決めていないのです。この期間に6つ作れればと思っていたのですが、結果は半分になり、この皺寄せが年末年始の休庁期間にやってくるのではないかと危惧しています。これからはまた例年通り週末だけの制作になります。今月はまだ終わっていないので、残りの週末でどこまでやれるか頑張っていこうと思います。

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