七夕飾りで心に潤いを…

職場で笹に願い事を吊るす七夕飾りを作ろうという動きがありました。七夕は節句のひとつで、元来は中国の行事であったものが、奈良時代に我が国へ伝わったようです。七夕を調べてみると、中国には乞巧奠(きこうでん)という風習があり、それは織女の手芸上達を願う祭であり、江戸時代になって、手習いごとの願掛けに代わり、笹に願い事を吊るすという方法が定着してきたのでした。近代になると神事との関連が薄れ、商店街の集客や観光客を狙って、日本各地で絢爛豪華な七夕飾りが見られるようになりました。また、七夕で必ず登場する織姫と彦星の物語があります。旧暦の7月7日に天の川を挟んで輝く星が、琴座のベガと鷲座のアルタイルです。琴座のベガを織姫、鷲座のアルタイルは農夫の彦星とし、中国の故事では1年に1回だけ7月7日の夜に織姫と彦星が天の川を渡って逢うことができるとされています。そのラブロマンスを巡って、今風の歌やドラマが生まれています。七夕飾りは心に潤いを齎すものとして、私も職場に協力することにしました。相原工房にある竹林の中から手ごろな笹を選んで、職員と職場に運びました。職場の皆さんはどんな願い事を託すのでしょうか。私は今年だけで言えば創作活動の切り替えが無事に出来たことを、夜空の星に感謝する所存ですが、欲張れば長生きをしてずっと創作活動に関わっていたいのです。まだ北斎翁の心境にはなれませんが、100歳まで生きていられれば、あと40年も創作活動が出来ることになります。100歳の彫刻家、いい響きですね。

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