恒例の従兄弟会

正月は親戚が集まって旧交を温めるのが、日本の慣習になっています。最近は一人で正月を過ごす人が多くなって、古来からの正月の風景も変わりつつあります。それでも家族揃ってどこかへ出かける様子を見ると、年始は単なる休暇とは違う雰囲気があります。私たちは親戚が高齢化して実家に集まることが出来なくなり、その子どもたちで従兄弟会を結成して、都心の店を借り、親交を温める機会を持っています。もう何年くらい従兄弟会が続いているでしょうか。従兄弟会は家族連れが増えてきて、ますます賑やかになっています。今日は東京渋谷にあるイタリア料理店で従兄弟会を開催しました。これが正月に親戚の集まる唯一の機会で、集まった人のほとんどが7月に銀座で開催している私の個展にも足を運んでくれています。久しぶりと言うよりは半年ぶりに会っているので、気儘で気楽なつき合いになっているのです。仕事以外に気遣いしたくない自分にとって、とてもいい関係だなぁと思っています。せっかく渋谷に出てきたので、帰り際に大きな書店によりました。家内は猫と音楽関係の書籍を、私は美術関係と今年の目標にした現象学の書籍を買いました。現象学は哲学者フッサールかなぁと思っていて、数年前に読破したハイデガーの「存在と時間」に関連した現象学の部分を思い出しながら帰途につきました。

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