制作に向う姿勢維持

休庁期間の2日目です。昨日から工房での生活が一日の大半を占めています。身分保障されている職場よりも、ある意味では厳しい緊張を強いられる空間です。若いスタッフが来ていますが、自己イメージの具現化に向けて基本的には孤軍奮闘でやっています。朝9時過ぎから夕方4時までが頑張る時間と決めています。昼前の空腹時に不思議と作品が進みます。スタッフとストーブの前で食事を取った後は、多少気分が緩くなりますが、それでもすぐに頑張りが戻ってきます。作業が終了する4時前が一番の頑張り時かなぁと思っています。作業が続くと手の罅割れが酷くなってきています。薬を塗りつつやっていますが、この時期は笠間あたりで陶芸をやっている友人たちは大変だろうなぁと思っています。制作に向う姿勢の維持は、この数日間は絶対に必要です。自宅に帰ると腰や肩や腕が痛くなっていたり、脚が筋肉痛になっていたりしますが、それでも今のところ意志が勝っているので、今年も目標が達成できるのではないかと思っています。困難な状況に陥った時に、創作を諦めたことは一度もなかったのかと若いスタッフに聞かれました。彼女は今年の春に大学院を出て、今が困難な状況にあるらしく、このところ工房でも必死に制作している様子が伺えるのです。私自身はそんな状況でも諦めずにやってきました。私にとって二足の草鞋生活は口で言うほど簡単なものではありません。ましてや今は重責な立場にいて、この立場と彫刻家を貫いているのは自分くらいかなぁと思っています。もちろん私自身が授かった人生の運もありますが、誰もやろうとしないのは、この道は決して楽ではないからです。年の瀬が迫り、今年を振り返っても二つの世界双方とも楽しいことばかりではありませんでした。でも、頑張った分、与えられたものも大きかったと思っています。今年も残すところ後一日、姿勢を維持していきたいと考えています。

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