Exhibitionに2017年個展をアップ

ホームページのExhibitionに今夏の個展をアップしました。Exhibitionは毎年個展会場をカメラマンに撮影していただいて、コトバをつけています。ギャラリーせいほうの白い空間の中で、彫刻作品が自然に見える状況がとても良いと思っていて、その雰囲気を出しているExhibitionのページは私のお気に入りです。彫刻作品は周囲の環境によって変化します。野外工房の太陽の下で撮影した時や、工房の室内で撮影した時もそれなりに気分が高揚しますが、何と言っても東京銀座のギャラリーせいほうで見る彫刻作品は格別です。彫刻作品がステージでスポットライトを浴びる役者のように凛々しく見えるのです。まさに私から旅立った作品が、歌舞伎で見栄を張る一場面のように感じさせるのは、作者冥利に尽きるというものです。Exhibitionのページは、また個展の記録としても意味をもっています。1回目から12回目までを一覧できるので、作品の制作順序を知ることが出来ます。過去を辿ると、毎年2点ずつ大きめの作品を展示しているので、現在まで24点の作品があります。その時その年代の思い出も甦ります。毎年何らか苦労して、搬入までの危うい綱渡りをして発表に漕ぎつけてきました。個展は回を重ねても慣れることはなく、毎回刺激的なのです。そんな世界を12年間も持てたことは幸運でした。でもまだ振り返る余裕はありません。来年も個展は続くので、次のゴールに向かって現在も作り続けています。来年も同じ時期に13回目の個展がExhibitionのページを彩るはずです。Exhibitionのページを見るには左上にある本サイトをクリックしてください。ホームページの扉が表示されますので、Exhibitionをクリックしていただければ、そのページに入れます。ご高覧いただければ幸いです。

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