Archives for the Month of 5月, 2017

5月の成果を自己評価

5月の最終日になりました。来月初めにある図録の撮影日を新作の完成ゴールとして、今月は週末だけでなくウィークディの夜間制作も頑張ってきました。今晩最後の窯入れをしたので、まだ作品が完全に出来上がったわけではありませんが、そ […]

落款印の彫りが完成

私は新作を始めるとその新作につける新しい印を彫ります。美術館や画廊でよく見かける書や絵画に押してある落款を自作しているのです。現在まで作った全ての作品にそれぞれ異なった印があります。印は陶彫に直接捺印できないので、小さな […]

早朝の窯の温度確認

早寝早起きは、若い頃から得意ではないと感じていた自分でしたが、最近は早寝早起きが習慣になっています。これは健康志向がそうさせているわけではないのです。早寝早起きは、きっと加齢のせいだと思っています。公務員になった30年前 […]

週末 制作ラストスパート

制作ラストスパートという表題をつけても、朝から晩まで執拗にひとつの制作に打ち込んでいたわけではありません。現在は新作の創作行為は既に終わっていて、集合彫刻としての組立てに関わる諸々の仕事で時間がかかっているのです。「発掘 […]

週末 「発掘~宙景~」テーブルの組立て

今月最後の週末になりました。陶彫部品は焼成を2回やれば全て揃うことになりましたが、不測の事態も考えられるので予断は許せません。窯入れは何があるか分からないので精神的な圧迫を受けます。でもそれが面白いところでもあるのです。 […]

人形作家の講演会

人形作家与勇輝氏は、子どものちょっとした仕草を捉えた愛らしい人形作りで知られた人です。作家本人特有の屈託のない語りに会場が沸きました。本人の弁から、あと2ヶ月経ったら80歳という台詞が出てきて驚きました。頭と手を駆使する […]

「聖別の哲学」について

現在読んでいる「聖別の芸術」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)の冒頭部分に米澤有恒氏による「聖別の哲学」の記載がありました。これは「聖別とは何か」を哲学的見地から論じたもので、具体例としてキリスト教を絡めていますが、主張は […]

窯のトラブル

窯の出し入れを頻繁に行っている時に、ブレーカートラブルに見舞われることが毎年あります。昨年もありました。私の陶彫は釉薬を使わないので、窯の温度が上がりきらないうちにブレーカーが落ちても、幸い作品に大きな影響は出ません。も […]

小品に壮大なイメージを見る

工房の窯が一段落したので、今晩から電気を復活させました。先週末に小品を5点成形したので、それらに今日から彫り込み加飾を施しました。今晩は手始めに2点行いました。小品はただサイズが小さいだけで、イメージは大きなものと変わり […]

音楽を聴きながら…

今晩は焼成中の作品があるため工房には行けませんでした。窯入れをしている最中は照明等が使えないのです。個展出品の陶彫作品が揃うまで、もう一息という段階まで達しました。今晩は陶彫制作ではなく、自宅でRECORDを集中して制作 […]

週末 陶彫小品5点の成形

今日は朝から工房に篭り、昨日土練りをしておいた陶土を使って、個展に出品する小品を5点作りました。小品は毎年数点ずつ作っていますが、自分にとっては重要な作品群です。重要と言うのは自分の特徴である集合彫刻ではない単体彫刻だか […]

週末 昨日の疲労を抱えて…

昨日は職場で野外イベントがあって、朝7時から勤務していました。夜は近くの店で振り返りの会を持ちましたが、成功を祝う打ち上げのようになりました。昨夜の遅い帰宅は今日の制作に響いています。私としては大きなイベントが無事に終わ […]

29年度初の野外イベント

同業者には今日のNOTE(ブログ)の内容が何のことか、よく分かっていらっしゃると思いますが、私の業種では年間に数回、職場全体で取り組むイベントがあります。イベントは儀礼的なものと体育・文化的なものに分かれます。今日は野外 […]

朝起きて最初に思うこと

少し前までは朝の目覚まし時計が鳴ると、この世の終わりと思うような感覚になっていました。若い頃は休日の朝寝坊が楽しみでしたが、最近はウィークディだろうが休日だろうが、目覚まし時計が鳴る前に目が醒めてしまいます。これは加齢の […]

いつものように夜の工房通い

7月個展を控えた新作は、今までになく手間がかかっています。週末だけではやりきれず、ウィークディの夜の時間帯に工房で制作をしています。今晩も工房に行きました。乾燥した陶彫部品にヤスリをかけました。これは窯入れの準備です。2 […]

映画「わたしはダニエル・ブレイク」雑感

先日、橫浜市中区にあるミニシアターに映画「わたしはダニエル・ブレイク」を観に行きました。イギリスの名匠ケン・ローチ監督が描く社会派映画で、本作は労働者や移民の人々など弱者に寄り添い、懸命に生きる庶民の姿を通して、現代社会 […]

代休 個展出品の選択

今日は休日出勤の代休日でした。昨日は「発掘~宙景~」のテーブルの脚を木彫していました。今日は同作品の陶彫に取り組みました。「発掘~宙景~」は現在まで仮にA、Bとした2つの作品を同時に作っていましたが、図録撮影までの日程を […]

週末 「発掘~宙景~」柱の調整

「発掘~宙景~」は組み立てや設置に手間のかかる集合彫刻です。4本の柱陶で正方形に近いテーブルを支え、そのテーブルの下に陶彫部品を複数吊り下げていく構造です。前に木材店で2m50㎝でカットしてもらった柱が8本ありますが、も […]

29年度初の休日出勤日

私の職場では年間に何回かの休日出勤日があります。今日は今年度最初の休日出勤日でしたが、月曜日と差し替えているので、月曜日が代休になります。土曜日は通勤に混雑は見られず、楽な気分で出勤できました。今日は事務局からメールや電 […]

見たい展覧会を後回しにして…

今月は展覧会に行けそうにありません。見たい展覧会は目白押しなのに時間が取れないのです。図録の撮影日が6月初旬にあって、それまでに現行の作品を作り上げなければならず、日程的に厳しいので展覧会は後回しにしようと決めました。鑑 […]

RECORDの彩色と仕上げ

5連休最後の日曜日に陶彫部品の窯入れが出来なかったので、今週は夜の時間帯に工房に出かけ、陶彫部品の仕上げや化粧掛けを行い、先日漸く窯に入れたところです。現在は焼成中で工房の照明等が使えません。工房に行けないならば、普段か […]

鉛筆に親しみを込めて…

数ある筆記用具の中で、自分は鉛筆に特別な思いを抱きます。職場の私の部屋には鉛筆削りがありませんでした。今日は自宅から鉛筆削りを持参してきました。鉛筆削りはアナログなものが好きで、電動は好みに合いません。それというのも10 […]

「聖別の芸術」を読み始める

「聖別の芸術」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)を読み始めました。前に同じシリーズの「芸術の摂理」を読んでいて、とても刺激を受けたので、今回も気分が高揚しています。どうやら本著「聖別の芸術」は「冒険する造形作家たち」の姉妹 […]

5月RECORDは「つなぐ」

一日1点ずつ小さな平面作品を作り上げていくRECORDですが、このところ停滞気味です。一日1点ずつ出来ていますが、下書きだけになっていて、彩色や仕上げは後回しにしています。原因は仕事から帰ってから工房に行くことが多く、陶 […]

GW 「発掘~宙景~」一本化に取り組む

今日はゴールデンウィーク最終日で、楽しみにしていた5連休が終わりました。制作目標として掲げた「発掘~座景~」の完成は何とか達成できました。残したものは小さな部品の焼成で、これは他の陶彫部品と一緒に窯に入れていきたいと思い […]

GW 「発掘~座景~」柱陶16本終わる

ゴールデンウィークの5連休4日目です。今日の工房は、職場の人や中国籍のスタッフ、美大1年生の子が来ていて賑やかでした。中国籍のスタッフは昨日、大学の助手仲間と相模川の鯉のぼりを見に行ったようで、ゴールデンウィークを満喫し […]

GW 「発掘~座景~」印のデザイン

ゴールデンウィークも後半になり、今日は5連休の3日目です。昨日から「発掘~座景~」のテーブルを支える柱に陶板を貼り付ける作業をしています。今日は11本仕上がったので、明日残りの5本を仕上げます。身体が次第に疲れてきて、工 […]

GW 「発掘~座景~」塗装作業の開始

ゴールデンウィークの5連休2日目です。昨日彫りあげた柱に防腐効果のある黒い塗料を施しました。塗料が乾いたら柱の4面に陶板を貼り付ける作業を行います。新作では陶彫で武装した柱がイメージされていて、これが今回の目玉になるとこ […]

GW 「発掘~座景~」柱の木彫終わる

今日からゴールデンウィークの5連休が始まりました。初日である今日は「発掘~座景~」のテーブルを支える柱の木彫を終えました。「発掘~座景~」はテーブル彫刻です。そのテーブルを支える柱は16本あります。それぞれに陶板を貼り付 […]

映画「人生タクシー」雑感

先日、常連になっている橫浜市中区のミニシアターにイラン映画「人生タクシー」を観にいきました。芸術表現を抑制されている国にいて、自由闊達にカメラを回すジャファル・パナヒ監督。監督自らタクシーの運転手に扮し、乗り合わせた客か […]

爽やかな5月に…

5月になりました。爽やかな季節になって、凌ぎやすい気温の中で創作活動に拍車がかかりそうです。私は暖かくなるこの時期にヴァイオリズムが上昇するらしく、制作に活気が出てきます。今月はゴールデンウィークとして5連休があります。 […]