Archives for the Month of 4月, 2017

週末 4月を振り返って…

世の中はゴールデンウィーク真っ最中ですが、週末の工房での制作と、今日が今月の最終日なので1ヶ月を振り返ってみたいと思います。工房には朝から中国籍のスタッフと私の職場の職員が来ていました。職員は初めて100号のキャンバスを […]

GW初日は制作&映画鑑賞

今日からゴールデンウィークという風潮が周囲にはありますが、私の職場では暦通りなので、来週の月曜日と火曜日は通常勤務です。この2日間を年休にして9連休を取得する人は、まずいないでしょう。ネットには私たちの業種の超過勤務時間 […]

「芸術の摂理」読後感

かなり長く鞄に携帯していた「芸術の摂理」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)ですが、漸く読み終えることができました。副題にあった「不可視の『形』に迫る作家たち」という言葉の意味と、作家論に取り上げられていた石彫家中島修さんの […]

材料不足で店舗に駆け込む

私の作品は陶彫と木彫から成り立っていることが多く、種類の異なる陶土、2種類の化粧土、土の表面を磨くブロックサンダー、陶彫部品を繋ぐボルトナット、木材、種類の異なる鑿類、木槌、電動鑿、グラインダー、ジグゾー、ドリル、サンド […]

「発掘~座景~」台座塗装開始

今週初めに窯入れした陶彫部品の焼成が終わって、今晩から電気を使えるようになり、夜の工房に通えます。週末だけでは完成に漕ぎ着くことが出来ない新作は、ウィークディの夜も制作を余儀なくされ、なかなか厳しいものがあります。年々ハ […]

映画「ラ・ラ・ランド」雑感

米アカデミー賞授賞式で珍しい誤報があった映画で、作品賞を逃したものの6つの賞に輝いた話題の映画です。昨晩レイトショーで、この現代版ミュージカルを観てきました。久しぶりに歌い踊るパワフルな映画を観て、楽しい高揚感を味わえま […]

陶彫焼成中は鑑賞へ

陶彫は窯に入れて焼成を始めてしまうと、3日間くらいは窯から出すことが出来ません。工房の電気容量の設定は家庭用のままなので、焼成中は他の電気が使えなくなります。陶彫は年中焼成しているわけではないので、電気代の基本料金を考え […]

週末 「発掘~座景~」柱陶の木彫開始

今日の午前中は職場に行かなければならない用事があって、工房での制作は午後だけになってしまいました。午後は中国籍の若いスタッフや職場の人が工房にやってきて、それぞれの制作をしていました。私は「発掘~座景~」のテーブルを支え […]

週末 「発掘~座景~」柱陶の高さ微調整

昨晩の歓送迎会が深夜まで及んだので、今日は多少の疲労が残っていました。それでも朝から工房に出かけ、予定している作業を進めました。のんびり休養できないところが二速の草鞋生活の辛いところです。新作「発掘~座景~」を今月中に完 […]

平成29年度の歓送迎会

新しい体制で出発した職場ですが、昨年度まで私たちの職場に尽力してくださった旧職員と、この4月より新たに加わった新職員が一堂に会する歓送迎会が今日ありました。手前味噌ですが、私の職場は大変チームワークが良く、お互いを認め合 […]

「発掘~座景~」追加陶彫16個終了

毎晩、工房に通って1時間から2時間くらい陶彫の制作を続けてきました。仕事から帰宅して夕食前に工房に出かける生活が習慣になってきました。夕食前の方が制作が進むのは、空腹を抱えていた方が創作活動には調子がいいと思っているから […]

地域清掃に感謝する朝

私は朝6時半くらいに自宅近くの停留所からバスに乗って通勤しています。停留所の近辺は何の変哲もない町並みですが、高齢の婦人がビニール袋を持って、煙草の吸い殻や小さなゴミを掃除しているのに出会います。ほとんど毎朝やっているよ […]

新聞掲載の「スラヴ叙事詩」

昨日の神奈川新聞に、現在東京の国立新美術館で開催している「ミュシャ展」に出品されている「スラヴ叙事詩」についての記事が掲載されていました。かなり大きな誌面を割いていましたので、話題の重要度がこれによって分かります。作品を […]

疲労回復に安堵

毎週末になると、私は朝から工房に籠もって制作三昧になる生活ですが、とりわけ週末2日目にあたる日曜日の夜は、心身共に疲労に苛まれてしまいます。原因は制作だけではないと思っていますが、歯茎が浮いたような感じや胃腸の具合が悪く […]

週末 彫り込み加飾の一日

朝から工房に篭りました。今日は中国籍のスタッフが工房にやってきました。たった一人で作業するのと、誰かがいる場合では、作業の雰囲気が変わります。休憩を取った時に喋る相手がいるのはいいなぁと感じます。彼女は来日して数年が経ち […]

週末 陶土を捏ね回す一日

週末になって朝から夕方まで陶彫制作に明け暮れました。今週はウィークディの夜は工房に通いました。夜の時間帯は「発掘~座景~」の追加陶彫部品の制作に費やしましたが、全て終わったわけではなく、今週末も継続して制作することになり […]

異界への想像力に富む暁齋

東京渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「これぞ曉斎!」展では、動物や鍾馗、幽霊や魑魅魍魎に至る異界の生物が跋扈する様子が描かれています。それは新しい時代の辛辣な風刺であり、ユーモアであったように思え […]

渋谷の「これぞ暁齋!」展

東京渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「これぞ曉斎!」展に先日行ってきました。幕末から明治時代にかけて活躍した絵師河鍋暁齋の絵画は、海外の美術館に収集されている作品が多く、まとまった作品がなかなか見 […]

荒木高子「聖書」シリーズについて

陶の造形作家荒木高子は2004年に82歳で逝去しています。独特な雰囲気を持つ陶の造形を、私はどこかの展覧会で観たことがあり、忘れられない印象があります。生前の作家にお会いしたことがなく、評論家の文章でしか知り得ないのです […]

「スラヴ叙事詩」雑感

国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」に「スラヴ叙事詩」全20点が来日しています。これはチェコ国外では初めてだそうで、私も「スラヴ叙事詩」を観たのはこれが最初でした。1980年から5年間ウィーンに暮らしていた私は、当時のチ […]

六本木の「ミュシャ展」

現在、東京六本木の国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」は、必ず見に行こうを決めていました。先日、週末で混雑している同展に行ってきました。目的は「スラブ叙事詩」を観ることでしたが、アルフォンス・ミュシャ(現地語でムハ)の力 […]

週末 「発掘~座景~」追加の陶彫部品

昨日タタラにしておいた陶土を使って、今日は朝から夕方5時まで制作に明け暮れました。昼食に10分程度休んで、8時間は続けて作業をしていました。図録用の撮影日が5月から6月初旬になりました。今までは5月の連休に撮影していまし […]

週末 母の用事&美術館散策

やっと待ちに待った週末になりました。今日は予定がいっぱい詰まっていました。明日の陶彫成形に備えて、早朝から工房に出かけ、タタラを4枚用意してきました。タタラは厚さ1cm、大きさは座布団大になるように掌で叩いて伸ばすので、 […]

長かった1週間

職場では新年度の体制になって漸く1週間が過ぎようとしています。新しく転勤者が入ったので親睦を深める夜の会が、職場の職員と区内の管理職の2回あって今週は長かったと感じました。工房にはとうとう行けず、新作はまるで進みませんで […]

朧気な次作のイメージ

陶彫部品を組み合わせて集合彫刻を作っている自分には、陶彫部品を点在させて場の空間を創出するイメージがつき纏います。集合があるなら拡散があってもいいのではないかと思うところです。次作のイメージは拡散による空間です。先日訪れ […]

29年度最初のイベント

私の職場では1年間に何回かイベントを開催しています。職場は専門職の集まりで、通常はそれぞれ専門を生かした仕事をしていますが、イベントの時は専門を越えた連携をして、組織の一員としてその役割を果たしています。今日が新体制によ […]

4月RECORDは「つくる」

先月のRECORDは「こわす」というテーマでやっていました。破壊から創造という20世紀の巨匠ピカソの創造行為が有名ですが、芸術家に相応しいコトバでもあります。それに倣うなら「こわす」の後にくるのは「つくる」ことではないか […]

光岡自動車ファンとして…

一昨日、横浜市都筑区にある光岡自動車の支店に行って来ました。私は光岡自動車の「ビュート」に乗っています。営業担当の話では、私の「ビュート」は二世代目にあたる車で、現在は三世代目が出ているということでした。「ビュート」を購 […]

週末 今月の制作目標

4月当初は週末があって、公務員としての年度初めの仕事に先駆けて、彫刻家としての制作目標を述べたいと思います。今月は「発掘~座景~」の完成を目指したいと考えています。来月の連休に「発掘~座景~」だけでもカメラマンに撮影をし […]

2年目の再任用管理職

平成29年度が始まりました。私は現在の職場に残留することになり、2年目の再任用管理職として業務を行います。今年度は職場の規模が多少大きくなり、職員が増えました。私たちは職員定数が決められていて、その中で分掌を割り当ててい […]