週末 寒さ厳しい工房より
2017年 1月 15日 日曜日
横浜と言えども寒波到来の季節は寒さが厳しいもので、内壁のない工房は外と変わらない温度のため、厚着をして作業をしていました。それでも陶土に触れていると手が悴んで、ついストーブの傍に駆け寄って暖を取りたくなるのです。今日は前に頻繁に来ていた大学院生が久しぶりに来ていました。彼女は修了制作の審査会が終わって、学内展示のために追加作品を作っていました。職場の人も2人来て、それぞれの絵を描いていました。工房から見える植木畑の梅の蕾が膨らんでいて、もうすぐ咲きそうです。私は相変わらず陶彫の成形やら仕上げやら化粧掛けをやっていました。夕方乾燥した作品を窯に入れました。このところ窯が空くことはありません。週2回の焼成をやっていますが、来週は乾燥と仕上げが追いつかないため週1回になります。陶彫部品がどんどん焼成が終わって出来上がっています。制作工程は順調ですが、あまりにも工房が寒いため、暖を取っていて作業が滞ります。意欲だけではなく気候も制作工程を左右するなぁと思っています。工房には湯茶を用意してあります。インスタントコーヒーやパック入りのお茶も飲めるし、駄菓子もあります。昼食時間は人がいるとお喋りが耐えません。私はこれが良いと思っています。一人で制作していると、あまり休憩も取らずに先へ進める傾向が私にはありますが、最後には疲れてヘトヘトになってしまうのです。寒さ厳しい工房では誰か人がいる方が、気分的な暖かさを感じるのです。また来週末、頑張ろうと思います。
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Tags: 制作, 工房, 陶彫
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