三連休 「宙景A」制作継続
2017年 1月 8日 日曜日
今日は雨が降る寒々しい一日で、工房はかなり冷え込んでいました。同じ職場の人が2人来て、それぞれ絵を描いていました。私は昨日から「発掘~宙景A~」のテーブルに吊り下がる陶彫部品の2段目の成形をやっていて、寒さに耐えながら陶土と格闘していました。いくら寒いと言ってもここは横浜なので、陶土の水分が凍りつくことはありません。栃木県益子や茨城県笠間にいる陶芸家の友人たちは、そうした凍てつく陶土を練ることもあるそうで、この時期は大変だなぁと思っています。私は朝から夕方まで作業時間を決めていて、気分次第で時間を変えることはしません。あたかも勤務のように決まった時間で作業する方が効率的なのです。芸術家と言えども作品は労働の蓄積である以上、坦々と作り上げていくのが得策です。2段目の陶彫部品は「宙景A」が6個、「宙景B」が6個、合計12個必要です。これは1段目と同じ数ですが、3段目になると数は疎らになってきます。そんなことを頭に描きながら、夕方4時まで工房で過ごしました。今までも午前9時から午後4時までというのが自分で決めた制作時間です。昼食や休憩時間を引いても6時間半くらいを作業に充てています。継続していくにはこの程度がちょうど良いと考えていて、余程切羽詰った状況にならなければ、常に制作時間は一定にしておきたいのです。明日は三連休最終日で、工房を後にする時に窯入れを予定しています。明日も頑張ります。
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Tags: 制作, 工房, 陶土, 陶彫
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