10月制作成果とハロウィーンについて

今月の最終日になりました。新作の制作目標に掲げたテーブル彫刻の脚の設置では、背の高い方は手が着かず、背の低い方をやりました。設置時に工具が壊れたため残り1点が出来ていない状態ですが、自分なりに頑張ったと思っています。背の低い新作は来月早々陶彫の窯入れを行います。順調と言えば順調かなぁと思っているところです。RECORDは結構頑張りました。昼間の仕事がキツくなっているにも関わらず、睡魔や猫のトラ吉と闘いながら毎晩食卓でRECORDをやっていました。鑑賞は「山本正道 シモン・パエシカ展」(カスヤの森現代美術館)、「ダリ展」「自由美術展」(国立新美術館)、「エッシャー展」(そごう美術館)に行ってきました。これは充実していたと振り返っています。職場の仕事としてプロジェクション・マッピングの導入を行い、市の幹部より評価を受けました。読書は漸くカフカを読み終えて、シュルリアリストの精神分析に関する書籍を読んでいるところです。今月の創作活動では、まずまず満足のいく結果だったと思っています。今日はハロウィーンです。職場では何の関心もありませんが、今朝職場に届いていた新聞の小欄にあった記事を引用します。「古代ケルト人の収穫祭と悪霊払いが起源のハロウィーンは、どんちゃん騒ぎや悪ふざけに彩られてきた。19世紀に伝わった米国では、若者の悪ふざけが破壊行為と化し、大恐慌と同時に最悪期を迎える。先の見えない状況のいら立ちか、乱暴者の気をそらし、封じる手段の一つとして、家々を回るパーティーが考案された。」(読売新聞)とありました。最近日本でも若者を中心に仮装で盛り上がっているハロウィーンですが、現象面だけで気軽に扱う傾向が日本人全体にあると私は考えています。楽しむことは良いことと思うと同時に、その由来や意図するところを知ることも大切かなぁと思っています。クリスマスもバレンタインも都合よく解釈して日本はビジネス化していますが、それが悪いと言っているのではなく、世界がグローバル化している昨今は、祝祭がどんな起源を持っているのかを正しく理解することも必要だろうと思います。

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