Archives for the Month of 4月, 2016

週末 4月を振り返って…

ゴールデンウィークの2日目で、4月の最終日を迎えました。今月は年度当初にあたり、私は再任用管理職として出発しました。とは言え、昨年度と仕事は変わらず、責任もそのままで、給与のみが下がっています。今の職場の人事環境が厳しい […]

2016GWの制作目標

今日からゴールデウィークが始まりました。私の職場は暦通りの休日になるので、三連休の後、一日出勤があって再び三連休となります。その後、一日出勤して週末を迎えるのです。因みに最後の日曜日である5月8日に新作の図録撮影を控えて […]

久しぶりの歯科治療

先日から奥歯が浮いたような状態が続いていて、連日の疲労が原因だろうと思っていました。私は仕事で神経をすり減らした後は、どこか具合が悪くなり、病院にかかるのが定番になっていて、内科、整形外科に続いて、久しぶりに歯科治療にか […]

「夢行程の心理学」(c)まとめ

「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第七章「夢行程の心理学」の(c)「欲望充足について」のまとめを行います。「夢解釈」の中で欲望充足は幾度となく登場してきました。夢は欲望充足でしかありえないという説を前提に、 […]

新作の印を考える

陶彫による集合彫刻を発表している私は、それぞれの陶彫部品に印を貼り、そこに番号をつけています。印は新作によって全て異なり、その印によって部品が混じらないようにしているのです。作品によっては100個以上の部品で構成されるた […]

映画「火の山のマリア」雑感

中南米グアテマラの高地に暮らす家族を描いた「火の山のマリア」は、暫く東京の岩波ホールで上映されていて、それで知り得た映画でした。火山近くの肥沃な土壌で農業を営むのは、日本と似た環境のようですが、土地は借地で収穫が少なけれ […]

週末 休日出勤&「表層」彩色

今日の午前中は職場関係の地域会合があって出勤しました。来賓挨拶を仰せつかって、これが早めに終わり、横浜駅まで車を飛ばしました。昨日から「発掘~表層~」の彩色作業が始まり、油絵の具の溶剤が足りなくなっていたので、横浜駅にあ […]

週末 「表層」彩色&映画鑑賞

週末になりました。昨日は職場の歓送迎会があって、帰宅が深夜になりました。ただでさえ疲労が溜まる週末なのに、なかなか体調が戻らない状態で朝から工房に出かけました。今日は先日終わった「発掘~表層~」の砂マチエールに油絵の具を […]

平成28年度 出会いと別れ

どんな職場でも歓送迎会があると思います。私の職場では施設の規模が小さくなったことや、転勤職員が多かったことなどで、人事配置が厳しいものになりましたが、職員の協力によって平成28年度は落ち着いたスタートを切ることができまし […]

砂マチエールの確認作業

先週末、スタッフ3人が手伝ってくれた砂マチエールの貼り付けですが、塗り残しが多少見られたため、昨晩は工房に行って確認作業をしてきました。木材に砂を貼って塗装することで素材感が変わり、陶彫との相性が良くなります。これは自分 […]

「夢行程の心理学」(b)まとめ

一昨日に続いて「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第七章「夢行程の心理学」の(b)「退行」のまとめを行います。フロイトは複合的心的器官を分解し、システムを作り上げました。システムによる図解が本書に掲載されてい […]

漫画「ツァラトゥストラかく語りき」

先日、漫画によるフロイトの「精神分析・夢判断」を読んだばかりですが、同じシリーズでニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」があります。かつて和訳による「ツァラトゥストラかく語りき」本論を読み、神の死から培われる超人論や永 […]

「夢行程の心理学」(a)まとめ

「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第七章「夢行程の心理学」の(a)「夢の忘却」のまとめを行います。まず次の引用から始めます。「私たちの記憶には、夢を保持する能力がとりわけはなはだしく劣っているようだ。そのた […]

週末 砂マチエールの完成

今日は朝から工房で砂マチエールの作業を行いました。若いスタッフが3人来てくれて、数時間かけて砂を硬化剤で「発掘~表層~」の台座に貼る作業に専念してくれました。スタッフたちは一生懸命やっていて、その集中力に感謝です。工房に […]

週末 20年ぶりの再会

今日は工房に懐かしい人がやってきました。訪ねてきたのは20年前に自宅に招待した女性で、数日前に突然連絡があって驚きました。彼女は中国の北京で生まれ、12歳で家族と共に日本にやってきました。日本国籍を取得し、中学校と高等学 […]

毎晩通った夜の工房

この1週間は月曜日から今日まで毎晩工房に通いました。気候が良くなって制作しやすくなったこと、職場が新しい体制になって動き始めたことが、帰宅後に工房に行けるようになった理由です。月曜日は陶紋の彫り込み加飾、火曜日は土練り、 […]

漫画「精神分析入門・夢判断」

出張先の駅の近くの書店に立ち寄った時に「精神分析入門・夢判断」という文庫本を見つけました。これは驚いたことに漫画です。フロイトの代表著作である「精神分析入門」と「夢判断(夢解釈)」をひとつにした物語で、言わばフロイトが医 […]

「発掘~表層~」制作の動機

当初は絵画的な平面作品としてイメージしていた「発掘~表層~」ですが、制作の過程で立体の一部が地表に現れ出た作品としてイメージが固まっていきました。それは彫刻の概念に長年縛られている自分が、たとえ平面に見えるものでも、そこ […]

東京MIX「新音楽夜話」 親子共演

昨日に続いてテレビ番組の話題を取り上げます。私がよく見ているテレビ番組に「小室等の新音楽夜話」(東京MIX)があります。先日2回にわたって放映した番組が楽しかったので、NOTE(ブログ)にしました。司会の歌手小室等、こむ […]

NHK番組「エヴァの長い旅」雑感

先日、何気なく見たNHK番組が印象に残ってしまいました。「エヴァの長い旅~娘に遺すホロコーストの記憶~」という番組でした。取材を受けたユダヤ人のエヴァ・シュロスさんは現在86歳で、15歳の誕生日にポーランドのアウシュビッ […]

週末 砂マチエールの作業

今日も朝から工房で制作三昧になりました。朝から若いスタッフが2人来ていて、そのうち1人は久しぶりに工房にやってきた社会人でした。彼女はイラストレーターとして東京の会社に勤めています。今日は新作の平面性の強い作品の土台部分 […]

週末 やっとやってきた週末

この1週間は職場での仕事がいっぱいありました。来週もいっぱいありますが、とりあえず週末がやっとやってきた気分です。昨晩タタラにしておいた陶土を使って成形を始めました。土曜日は身体は疲れているものの、気持ちは溌溂としていま […]

久しぶりの夜間制作

仕事から帰って工房に出かけ、陶彫制作をするのは至難の業です。新年度の準備が立て込んで、疲労が溜まっていることがウィークディに工房から足を遠のかせている原因です。漸くこの1週間で新しい人事体制が動き始め、自分が与えた役職に […]

4月RECORDは「うごめく」

今年のテーマはひらがな4文字で考えるようにしています。4月のRECORDのテーマを「うごめく」にしました。漢字で書くと「蠢」で、春になって虫が大地から這い出して動き始める様子がイメージされます。所謂生命の萌芽とも言うべき […]

「夢の仕事」(h)と全体のまとめ

「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第六章「夢の仕事」の(h)「二次加工」のまとめと第六章全体のまとめを行います。まず、夢における二次加工とはどんなものか、文中より拾ってみました。「表面的に見ると、非の打ち所 […]

28年度の式典イベント

今日のタイトルを見て理解した方は同業者です。私たちの仕事は式典的なイベントが年2回、祝祭的なイベントが年2回あります。通常は専門分野で分かれて仕事をしている全職員が、お互いの範疇を超えて連携し、ひとつのイベントを成功に導 […]

上野の「ボッティチェリ展」

既に終わってしまった展覧会を取上げて恐縮ですが、私も東京都美術館で開催されていた「ボッティチェリ展」に閉幕3日前に飛び込んだのでした。結果として見てきて良かったと感じています。画家サンドロ・ボッティチェリは15世紀にイタ […]

週末 陶紋制作を始める

4月最初の週末をどう過ごすのか、今日は意地でも作品を作り続けたいと思っていました。朝から工房に篭って、陶彫部品の成形を行いました。集中する時間がやってきて、周囲の状況が眼に入らなくなりました。この瞬間を待っていました。取 […]

週末 4月制作の第一歩

今日は4月になって最初の週末で、今後の制作を考える第一歩になりました。陶彫による大きな新作2点のゴールを見定めて、今月中にどこまで完成に近づけるか、制作時間を見て判断していきたいと思います。まず絵画的な平面性の強い新作は […]

4月 再任用管理職として…

4月になりました。私はいつものように職場に出勤して新年度の準備を始めていました。しかしながら今日から自分は再任用管理職として勤務しているのです。まったく変わらない仕事内容で、しかも管理職としての責任もそのまま、給与は大幅 […]