イメージはどこから?
2016年 3月 15日 火曜日
作品を作っていると、ふと湧いてくる作品のイメージがあります。私の場合は結構苦しんでいる時に、新たなイメージが上空から降ってくるのです。この瞬間が訪れるうちは、表現が涸れることはないのではないかと思っています。フロイトによる「夢解釈」にある睡眠中の欲望充足とは、ちょっと違うように思えますが、それならば覚醒した時間帯の欲望充足と言えばよいのでしょうか。イメージはどんな経路で自分に降ってくるのか、自分ではよくわかりません。経験の蓄積なのか、記憶の断片なのか、ただ自分が考えることなので、自分という域を出ないことだけは確かです。イメージを捕まえるためのトレーニングは必要と考えます。何か作品を作りたいのだけど、何を作っていいのかわからない、創作活動から暫く離れていると、そうした制作欲求がどこかで頭を擡げます。自己圧迫のような強制だったり、義務感だったり、妙な焦りが常にあるのは、学生の頃に受けた専門教育に要因があるように思えます。その時は創作の素晴らしさを知り、これを生涯の友にしようと決めたはずでした。日常の雑多に追われ、創作活動から距離を置いてしまうと、作品のイメージはいっかなやってきません。とにかく動機はどうあれ作品に着手し始めると、イメージがどこかで目覚め、次から次へと自分を制作に追い立てます。イメージはどこからやってくるのでしょうか。参考になる書籍があれば読んでみたいと思います。
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Tags: イメージ, 制作, 創作, 書籍
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