仕事始め&娯楽映画へ

今日から仕事始めで、久しぶりに職場に顔を出しました。職場では数人の職員が来ていて、本格的な仕事は始まっていない状況でした。それでも職場の雰囲気に触れて私は安心しました。仕事を休んでいても常に職場が気になっているのは、管理職にとって仕方ないことだと私は割り切っています。おまけに休庁期間は創作活動をしていたため、完全な休止状態にはなっていないのです。職場にいる時の精神状態と、創作活動をしている時の精神状態は、まるで違っていて、完全な休止がなくても双方がストレスを相殺しているような按配で、自分にはバランスがとれていると感じています。今日は仕事始めのため、職場の確認だけで勤務を早めに切り上げました。午後の年休を有効に使いたいと思い、まず工房に出かけて大きなタタラを6枚準備しました。夜になって家内を誘って映画に出かけました。いつもミニシアターで観ているような表現意識の高いものではなく、今回は娯楽に徹した映画を選びました。「スターウォーズ フォースの覚醒」は前から観たいと思っていた映画でした。ハリウッド流戦争映画として多少の嫌悪はありましたが、全体に亘るデザインポリシーと特撮技術を味わってみたいと思っていました。思惑通り、砂漠の星に廃材となって半分埋もれている人工物の美しさに浸りました。それより1977年に初めて封切られた「スターウォーズ」を、私は学生の頃に観ています。家内も当時の友人と観ていて、今回の「スターウォーズ フォースの覚醒」は同窓会のような懐かしさに溢れ、「スターウォーズ」のシリーズが封切られるたびに、その時代に生きた自分に戻ってしまう不思議な思いに駆られました。特撮技術がどんなに進んでいても普遍的なものがそこにあるのでしょうか。30数年もシリーズ化されていれば、誰でもそんな感慨に耽ることがあるのかもしれません。映画のストーリーは極めて単純ですが、別の意味でこの娯楽映画は印象的でした。詳しい感想は次の機会にしたいと思います。

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