Archives for the Month of 4月, 2015

今年の5連休の過ごし方

今日で4月が終わり、明日から5月です。5月初めは何と言ってもゴールデンウィークがあって、そこをどう過ごすかを考えると楽しくなります。職場は暦通りの休日になるので、ゴールデンウィークは5月2日から6日までの5日間になります […]

「昭和の日」は制作三昧

ゴールデンウィークに入り、東北新幹線が一時運転見合わせのニュースが入ってきました。新緑の美しい季節になって、各地に出かける人も多いだろうにとFMラジオのニュースを聴いていましたが、私は相変わらず工房に篭って一日中制作三昧 […]

小品「陶紋」の考え方

自分の作品の中で小品として制作している「陶紋」ですが、楽しめる要素を盛り込みたい意向があります。「陶紋」はインテリアや日用雑貨として利用できそうなカタチにしていこうと思っています。今夏の個展で発表する「陶紋」はブックエン […]

「アーティストが愛した猫」を眺めながら…

ピカソが縞のシャツを着て大きな猫を抱いている写真が表紙の「アーティストが愛した猫」(アリソン・ナスタシ著 関根光宏訳 エクスナレッジ)を毎日眺めています。古今東西の芸術家は猫派か犬派か、どちらが多いのかを統計したら面白い […]

週末 スタッフからの贈り物

今日は午前中職場関係の仕事があって、工房には行けませんでした。どうやら今月の疲れがピークに達していて、昨日から身体が思うように動きません。昨日は家内に手伝ってもらいながら制作を進め、夜は水泳に行ってリフレッシュしたつもり […]

週末 サポート付き制作 その2

2月22日に家内が陶彫制作の手伝いに来てくれました。その日は制作工程が進んで、大いに助かりました。NOTE(ブログ)に「サポート付き制作」として制作状況をアップしましたので、今回はその2回目になります。陶彫は成形が済んで […]

雑貨として楽しめる「陶紋」

今夏発表する「陶紋」の制作にやっと入れました。今までオブジェとして作ってきた「陶紋」ですが、なにか日用雑貨として楽しめるモノが作れないかと考えて、ブックエンドとしても利用できるカタチにしました。縦長ピラミッド型の「陶紋」 […]

舞台美術再び…

今日の話題は私のことではありません。私の家内は大学で空間演出デザインを学び、さらにウィーン美術アカデミーでは舞台美術を学んでいました。そんな家内が舞台美術の世界でプロにならなかった理由は、舞台美術家として職種確立が成され […]

ゲーテの「色彩論」について

ドイツの文豪ゲーテの「色彩論」をきちんと読んだわけではありませんが、現在読んでいる「風景の無意識 C・Dフリードリッヒ論」(小林敏明著 作品社)にゲーテの「色彩論」が引用されていて注目しました。著者の解説を引用します。「 […]

やり残した造形

以前のNOTE(ブログ)に書いた記憶がありますが、夢の中で自分はもうひとつの人生を生きて、そこでも彫刻を作っているのです。その彫刻は人体を極限まで削り取った具象彫刻です。ジャコメッティとはちょっと違い、全体が細くなってい […]

ギュンター・グラス追悼

ドイツ人作家で画家のギュンター・グラスは、自分が滞欧中に知り得た巨匠です。直接ご本人にお会いする機会はありませんでしたが、作品としては映画「ブリキの太鼓」を観て、さらに自分の帰国後にエッチングによる版画展を西武美術館に見 […]

週末 工房の日常

週末になると工房で制作を続けていて、その進み具合をNOTE(ブログ)にアップしています。現在は木彫をやっていて、単調な作業に明け暮れているため、新たな進展として書ける内容がありません。そこで今回は工房の日常を取り上げてみ […]

週末 完成を目指して…

昨晩のカメラマンとの打ち合わせで、新作の完成ゴールがはっきりしました。制作は断然やり易くなり、今日も朝から工房に篭って「発掘~群塔~」の木彫の作業に明け暮れました。毎週末に作業をやっていて気づいたことがあります。土曜日と […]

2015図録撮影日の打ち合わせ

今年で10回目になる東京銀座のギャラリーせいほうでの個展。10回分の作品の優劣はあるにしても、自分としては少しずつハードルを上げて作品を作ってきたつもりです。昨年は「発掘~層塔~」の陶彫部品の多さに手間取って、図録撮影日 […]

「発掘~丘陵~」陶彫成形完了

「発掘~丘陵~」は4つの直方体の台の上に、それぞれ円柱型をした陶彫を40個置いて、全体として丘陵が連なる世界を表現する作品です。毎晩工房に通って、一晩1点ずつ陶彫を作っていましたが、やっと成形と彫り込み加飾が完了しました […]

楽しい「哲学用語図鑑」

仕事の出張中に立ち寄った書店で偶然見つけた「哲学用語図鑑」(プレジデント社)が、自分にとって目から鱗が落ちるくらいの画期的な書籍だったので購入しました。アニメっぽいキャラクターが難解な哲学用語を、簡単なポーズで表している […]

フェルメールの「天文学者」

先日出かけた国立新美術館で開催中の「ルーブル美術館展」の目玉は、なんと言ってもヨハネス・フェルメールによる「天文学者」です。フェルメールの現存作品は40点弱とも言われ、この数少ない作品と、光を取り込んだ室内と人物を緻密に […]

六本木の「ルーブル美術館展」

先日、東京六本木にある国立新美術館で開催中の「ルーブル美術館展」に行って来ました。夜間開館の時間帯だったので混雑はなく、じっくり落ち着いて鑑賞することが出来ました。「ルーブル美術館展」全体のテーマは風俗画で、エジプトの時 […]

週末 千客万来の工房

今日は心地よく晴れて、いかにも春らしい日和になりました。朝8時に家内と選挙に出かけ、その後は工房で制作に没頭しましたが、今日は千客万来の一日になりました。まず美大に勤務が決まった中国籍のアーティスト、芸大大学院に通うテキ […]

週末 陶彫&木彫による全体構成

「発掘~群塔~」の木彫部分の粗彫りのゴールが見えてきました。鑿と木槌で彫りまくり、あと僅かで粗彫りが出来上がるところまでいきました。次の工程は仕上げになりますが、実は粗彫りと仕上げに区別はなく、敢えて言えば彫り目を整えな […]

勤務時間後に六本木へ

ウィークディの仕事や週末の制作の合間を縫って、展覧会を見に行くためには、国公立美術館がやっている金曜日の夜間延長時間を使うしかないと思っています。今日も勤務時間終了後に家内と橫浜駅で待ち合わせ、東京六本木に向かいました。 […]

4月RECORDは「縫」

4月のRECORDのテーマを「縫」に決めて、現在も制作中です。布を針と糸で縫う状態は、別々の布を繋ぎ止める目的や綻びを修繕する目的があります。人間関係にも言えることで、「縫」は混ぜ合わせて溶解する状態とは異なり、原形を留 […]

M・ラングランのガラス扉

旧朝香宮邸はアール・デコ建築の傑作とされています。その邸宅を使って東京都庭園美術館がオープンし、最近リニューアルされたので企画展と合わせて見てきました。仏人装飾美術家アンリ・ラパンが設計を手がけた室内は、アール・デコ様式 […]

「幻想絶佳 アールデコと古典主義」展

今日で終了した展覧会を取り上げて恐縮ですが、先日、東京目黒にある東京都庭園美術館の「幻想絶佳 アールデコと古典主義」展に行ってきました。まず当美術館そのものがアールデコ様式で建てられていて、独特な佇まいが特徴的です。最近 […]

2015年度最初のイベント

4月1日から新体制で職場が動いていますが、今日は今年度最初の大きなイベントがありました。職場では年間を通して数々のイベントがありますが、今日は式典としてのイベントでした。式辞を考えていた先週、冒頭で触れる時節の挨拶で、今 […]

週末 興味の訪問かクレームか?

相原工房は亡父の残してくれた植木畑にあります。畑と言ってもそれほど広大ではなく、周囲には住宅が建っていて、工房の窓から周囲にある民家のベランダが見えます。晴れた日にはベランダに洗濯物が干してあります。工房を使うのは週末は […]

週末 木彫継続

4月になって最初の週末です。今日は朝8時半から夕方4時まで工房に篭りました。「発掘~群塔~」の木彫部分の粗彫りを先週に引き続きやっています。屏風になる板材の数が多いので、なかなか木彫部分も時間がかかります。一日7時間もや […]

2015年度職場の出発会

職場が新しい体制になって、机の移動や会議が続きました。例年見る職場の風景ですが、やはり新鮮な感じを受けるのは自分ばかりではないでしょう。この職場に私が着任して2年目を迎えますが、親睦会の幹事に駅前の居酒屋を予約するように […]

「風景の無意識」を読み始める

「風景の無意識 C・Dフリードリッヒ論」(小林敏明著 作品社)を読み始めました。ドイツ・ロマン派の画家フリードリッヒは、自分が大好きな巨匠の一人です。廃墟が風景画の主題に多く選ばれるところが気に入っていて、その暗く立ちこ […]

新年度当初を迎え…

平成27年度(2015年度)を迎えました。私たちの職場は新聞発表があって、異動が明らかになります。今年度はわが職場では新任男性職員2人を受け入れることになり、全体の年齢が若返りました。再任用も3人おりますが、現役では私が […]