創作に向かう意欲
2014年 11月 17日 月曜日
週末は若い大学院生に助けられていることもあるのでしょうが、創作に向かう意欲が湧き出てきています。新作の全体構想が把握できるこの時期は、例年意欲的になっています。こんな気分になれる喜びに感謝です。毎年夏に東京銀座のギャラリーせいほうで個展を企画していただいているので、そこに向かって弛まぬ努力をしていて、休まず焦らずコツコツと制作を続けることが習慣になっています。この習慣の中で緩急があったり、休憩を取ったりしていることが、全体的に見れば生きる充実に繋がっていると思っています。健康面では、この年齢になれば抱えている病気もありますが、一病息災で作業に影響を及ぼすことも現在はなく、意欲を持続できる状態にあります。今回の新作も陶彫部品の数が多く、今年以上の作品になることがわかってきました。毎年ハードルを上げているので、こればかりは仕方のないことです。まだ追い立てられても大丈夫だろうという無意識な判断があるのでしょう。二足の草鞋生活が終わるまで残すところ2年を切りました。この創作へ向かう現時点での意欲は、定年後の次のステージに上がるための準備とも言えるのではないかと思うところです。
関連する投稿
- 窯とのつき合い 陶彫を始めた頃は、作業場も付帯設備としてあった陶芸用の窯もすべて借り物でした。その時は、自分の好きな時間に作業をして窯入れをすることは出来ませんでした。でも作業場を借りていた時期が長くて、ギャラリー […]
- 16回目の個展開催の7月 7月になりました。昨年のNOTE(ブログ)を見ていると「15回目の個展開催の7月」というタイトルが7月1日にありました。昨年に倣って今年はタイトルを16回目に変えました。昨年、私はまだ校長職にあって […]
- 12月初日に喪中はがきを出す 12月になりました。まずは今年の4月に母が他界したため、喪中はがきを出すことにしました。今日は仕事から帰ってから喪中はがきの宛名印刷を行っていました。私は例年RECORDの絵柄を利用して積極的に年賀 […]
- Exhibitionに2018年個展をアップ 今年7月の個展も無事に終えることができました。既に来年に向けて新作に取り組んでいますが、まずは今年の個展が終わってホッとしているところです。私のホームページにExhibitionがあり、毎年個展会場 […]
- 個展に関する複雑な心境 10年前に東京銀座のギャラリーせいほうの田中さんに認められて、人生初の個展を開催しました。その時は有頂天になって、彫刻家としての大きな一歩を踏み出しました。このチャンスを手放すまいと毎年奮闘し、この […]
Tags: ギャラリー, 個展, 創作, 陶彫
The entry '創作に向かう意欲' was posted
on 11月 17th, 2014
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.