三連休 制作サイクルを取り戻す

今日から三連休となり、まとまった制作時間が確保出来るのはこの三連休しかありません。ともかく制作サイクルを取り戻して、3日間は「発掘~層塔~」の陶彫部品の制作に明け暮れる計画を立てています。今日は朝から工房に篭り、土練り、タタラ、乾燥した成形作品の仕上げ、化粧掛けを時間を惜しんで取り組みました。次から次へと休む間もなく作業したので、本当に疲れました。快い疲れではありますが、身体の節々が痛んでいます。明日はさらに身体に負担のかかる作業が続きます。創作活動は元来楽しいものですが、制作の場面において楽しいと思ったことはなく、悩んで苦しんで身体を駆使していることが多いと思います。労働なら気持ちを入れない事務的な作業もたまにはありますが、制作はそうはいかず、思い切り気持ちを入れて作業をしています。ただ、佳境に入ると時間も空間もなくなり、陶土を見つめることだけの不思議な関係が出来上がるのは、作ろうとしているものが精神世界からやってくるものなんだと自覚しているせいかもしれません。現在読んでいる哲学書で言えば、それは万物に存在する意志ではなく、直接視覚が捉え、意志を介在せずに語りかけるモノとしか言いようのない認識です。それは楽しいとか面白いと感じるレベルではありません。今日も夕方になって、そんな不思議な感覚に囚われました。その後に言いようのない満足感がやってくるので、これは精神の成せる業だろうと思っています。苦しみの末に見える何か得体の知れないもの。それに憑かれて制作をやっていると考えます。明日も続行です。

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