11月から焼成開始

11月になりました。少し前から自分はネクタイを着用して出勤しています。画家石田徹也の世界からすれば、自分もネクタイをした窮屈そうなサラリーマンよろしく毎朝決まった勤務に縛られている日常を生きています。それでも実際の職場では、さまざまなことが起こり、アクティヴに関わる事態もあり、無味乾燥な日常では決してありません。これだけで充分と思う人もいるでしょうが、自分には創作活動があり、週末はまるで別人になって制作サイクルの中で奮闘しています。今月は先月よりどのくらい制作を進められるのか、あまりにも多い新作の陶彫部品を作ることに焦りも出てきました。「発掘~増殖~」の成形乾燥が、いい具合になっているので、今月から化粧掛けや仕上げを行い、窯入れをしていきます。いよいよ焼成開始です。土練、タタラと紐、成形、彫り込み加飾、仕上げという制作サイクルに、化粧掛け、焼成が加わります。焼成はウィークディの夜に行う予定です。今月も頑張ろうと思います。

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