「ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命」を読み始める

「ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命」(水戸芸術館現代美術センター編 フィルムアート社)を読み始めました。本書は2009年に水戸芸術館現代美術センターで企画された展覧会の図録で、先日書店で購入したものです。購入した理由は本書の中に「ヨーゼフ・ボイス関連用語集」が収められていたからです。参考資料として50音順で並べられたボイスを巡る概念は、ボイス理解に大変役に立ちます。本書の主たるところでは、さまざまな分野で活躍する人がボイスとの関わりを述べています。そうした多角的な視点からボイスを浮かび上がらせることが本書のねらいであり、水戸芸術館現代美術センターで開催された展覧会を思い起こさせるものと思います。自分は同展も西武美術館で行ったアクションも見ていなかったので、本書に頼ってボイスの活動に思いを馳せるしかありません。加えて自分が今後読みたい書籍にニーチェとシュタイナーがあります。ボイスから端を発し、それら思想体系に触れてみたいと思っています。ボイス理解のために読むのではなく、ボイスから離れて、自分の思索上の興味関心から読もうと思っています。また、通勤の友が出来たので楽しみたいと思います。

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