2013‘個展の論評より

7月に開催したギャラリーせいほうでの個展に、ビジョン企画の新報で主筆を務める美術評論家の瀧梯三さんにお会いして、示唆に富む話をお伺いました。直弧紋を研究し始めたのも瀧さんの助言が契機になりました。その展覧会誌に個展の批評が掲載されたので紹介します。「陶彫。『発掘シリーズⅤ』。大作は厚板六曲屏風と分厚い壁の残骸のようなオブジェ。小品は箱型の形に様々な文様を刻す。どれもが古代遺跡の出土品を模した黒褐色の異様さを備える。虚構ではあるが、迫る力は尋常ではない。」毎回短文を書いていただいていますが、今年は写真も載せていただきました。最後にあった「迫る力は尋常ではない」という一文に勇気をもらいました。今後も尋常ではない迫力ある作品を作っていきたいと思っています。そうでなければ個展の際に、知人友人にわざわざ足を運んでいただいて申し訳ないと思います。非日常的で非現実的な世界が、心に潤いを齎せ、また活力を与えてくれると私は思っていて、それが作品を通した作り手と受け手のコミュニケーションだろうと考えています。

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