搬入アクシデント

NOTE(ブログ)にはその日の記録の役割があります。自分がアーカイブを見て、現在のことを確かめるために使うことが多いからです。今日の搬入のことも書きとめておこうと思います。今日は若いスタッフ4名と運搬業者2名、それに家内と私を加えた8名で、朝10時に相原工房を出発し、東京銀座8丁目のギャラリーせいほうに11時に到着しました。荷を全てトラックから降ろし、「発掘~地殻~」の屏風の位置を決め、無事組み立て終わったところで、重大な忘れ物に気づきました。そこまでは順調で、今日は大勢のスタッフに囲まれているので早く展示が終わると思っていました。「発掘~地殻~」は6点の木彫土台に陶彫部品40体をボルトナットで取り付ける集合彫刻です。ところがナットが見つからず、その入れ物を工房に忘れたことが判明し、万事休すとなりました。手伝いに来たスタッフには「陶紋」の台座組み立てや照明だけやってもらうことにして、そのまま帰ってもらいました。急いで家内と自分だけ横浜・銀座間を車で2往復し、工房に戻ったのが午後3時、再びギャラリーに来たのが午後4時、そこから2時間接合作業をして、ようやく展示が終わりました。時間は午後6時を回っていました。こんな失敗もあるのかと反省し、今年は準備万端などと思い上がっていた自分を恥じました。もしやナットくらいなら銀座のどこかで売っているかもしれないと走ってくれた美大生2人、照明をやってくれた後輩たち、本当に迷惑をかけました。そして有難うございました。何とか明日からの個展の幕開けが出来そうです。

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