孤独とは何かを考える

詩を読んでいると、孤独に苛まれ、それでも生きようとするコトバに出遭います。孤独にも個人差があるとは思いますが、畢竟するに孤独とは如何なるものか、自分は折に触れて考えることがあります。自分は幼い頃から情けない人間で、甘えの構造の中で孤独という便利な言い訳を使っていました。海外で一人で暮らしていた時も、寂しさが募って情緒不安定になれば安易に帰国すればいいと思っていて、深淵に臨むが如く孤独になることはありませんでした。天涯孤独というのは自分には想像もできず、人との繋がりを一切絶つとはどんなものか、時に引き籠りたい気分はあっても、精神的に自分はやはり健全であると自覚しています。孤独とは周囲に人がいたとしても、自ら関係を絶ち、精神的に追い込まれる状態を孤独と称することもあります。縦しんば本当の意味で孤独になったとして、心が実際に耐えうるのかが疑問です。孤独感を身に纏っていても、それは自己感性が反応して感覚として捉えているのであって、孤独そのものを指すものではないとも考えています。究極とまではいかなくても忍び寄る俄な孤独感は誰にでもあって、それが創作活動に作用すると考えるのが一般的かなぁと思えます。

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