横浜駅地下街の古書店

通勤途中で時間がある時に、横浜駅西口の地下街にある古書店によく立ち寄ります。そこはオープンスペースで気楽に古書が見られる場所でもあります。書道や芸術芸能関係の古書が多いので、気楽に手に取って眺めています。造形作家J・コーネルもニューヨークでこんな古書店を漁ったのだろうと空想しつつ、自分も廃刊になって書店では手に入らない書籍で、以前から探している書籍を求めながら店内をウロウロしています。先日、「土方久功詩集 青蜥蜴の夢」(土方久功著 草原社)を手に取りました。探していた書籍ではなかったので、一旦戻しましたが、頁を捲った際にサインが目に留まりました。サインは本人ではなく編者である奥様によるもので、宛名は「向井良吉様」となっていました。向井良吉は自分が慕う有名な彫刻家で母校の空間演出デザイン科の教壇にも立っていました。と言うことは、これは土方久功の奥様から向井先生に贈られた書籍で、向井先生の蔵書になっていたことが分かりました。それならば手に入れたいと思い、すぐ購入しました。現在、自宅で萩原朔太郎の詩集を読んでいますが、読破後に「土方久功詩集 青蜥蜴の夢」を読んでいきたいと思います。

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