蛙のカタチ

今月のRECORDのテーマが「跳」なので、気儘に思いついた動物や昆虫を描いてみようと考えました。そこで跳ねる定番として蛙を取り上げました。蛙は成長過程でオタマジャクシから足が生えて蛙に変わる不思議な生き物ですが、自分は農家の育ちなので実家の田んぼに蛙が多くいて大変身近な存在でした。過去形で語らざるをえないのは実家の周囲がかなり前から住宅地に変わり、田んぼが見られるのは横浜でも僅かな地域になっている現状があるからです。蛙はカタチからしてアニメ風キャラクターになりやすいと思います。かつてバリ島に行った時も蛙のキャラクター製品が売られていました。蛙は万国共通の楽しい存在なのかもしれません。自分の大好きな詩人に草野心平がいて蛙の詩で有名です。高校時代は蛙の鳴き声で綴られた草野心平の詩を口ずさんでいました。蛙は泥臭くユーモラスで存在感があります。そんな蛙のカタチを捉えてみたいと思います。

関連する投稿

  • 人間ドックの一日 このNOTE(ブログ)は日記としての役割も担っていて、ホームページで公開しているにも関わらず、創作活動だけではなく個人的なことも書いています。毎年、公務員共済組合から定期健康診断のお知らせがきますが […]
  • 週末 シュトレンを買いに行った日 シュトレンとはクリスマス時期に売られるドイツの伝統的な菓子パンのことです。1980年から5年間オーストリアで暮らした自分は、何かの機会でシュトレンの存在を知り、大好物になりました。ちょうどその頃、洋 […]
  • 週末 陶彫制作に没頭 今日は週末なので朝から工房にいました。ただし、この1週間は仕事から帰ると工房に出かけ、2時間程度制作をやっていました。日によっては1時間が限界という時もありました。その制作の流れのまま週末を迎え、今 […]
  • タジン鍋の料理 夫婦で人間ドックに申し込んでいて、少しでも健康を維持したい願望があります。自分は市の管理職&彫刻家、家内は胡弓奏者&宝飾デザインの仕事をやっていて、しかも50代ともなれば身体に支障が出てもおかしくな […]
  • 12月RECORDは「円環の風景」 「~の風景」と題名をつけるのは今月が最後ですが、はたして風景という付加した題名にどのくらいの意味があったのか、自分で考えておきながら疑問が残ります。今までも風景を想定したRECORDを作ってきたので […]

Comments are closed.