Archives for the Month of 6月, 2012

週末 6月の終わりに…

今日は朝から工房に行って、新作陶彫のためにタタラを作っていました。途中ちょっとした用事が出来て職場に行きましたが、その後は再び工房に戻って制作を続けました。新作陶彫の数多い部品のうち、今は最も大きな部品を作り始めています […]

西洋の没落「音楽と彫塑と」そのⅠ

通勤中に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。第4章は「音楽と彫塑と」いう題がつけられています。副題は「造形美術」。テーマからすれば自分が最も興味があるところですが、ここまでの本書の […]

10‘RECORD3月・4月分アップ

一日1点ポストカード大の作品を作って6年目です。まさにこれは日々のRECORD(記録)で、今月も「表層」というテーマで四苦八苦しながら作品を作っています。保存してある作品の中には自分で気に入っているものや、どうしてもうま […]

12‘個展案内をHPにアップ

現在、個展案内状の宛名を印刷中ですが、知り合いだけでなく多くの方に広報するため私はホームページを利用しています。私のホームページの扉に個展のお知らせが赤色で表示してあります。そこをクリックしていただければ案内が出てきます […]

渦巻く陶彫のイメージ

現在制作中の新作屏風に接着する陶彫部品には、渦巻きの彫りこみ加飾をしています。渦巻きは自分のイメージに再三現れてきます。内から外へ、または外から内へ導く動きが渦巻きにはあって、カタチに緊張感を持たせつつ様々な展開を可能に […]

体調優れない全日出張の日

どこか身体が痛むわけではなく、何となく全身がフワフワした状態の一日でした。出勤中の読書にも手がつけられず、思考が止まったような感じでした。今日は朝だけ職場に出勤した後、出張が3つあって結局夜7時まで会議に出ていました。こ […]

週末 梱包用の木箱作り

先日は三双屏風の梱包を行いました。今日は新作制作を休んで、来月個展に出品する陶彫部品の梱包を行いました。屏風はエアキャップで包んでシートで覆いましたが、陶彫部品は例年木箱を作って、数点ずつ木箱に収納しています。木箱を作る […]

週末 やっと制作三昧

このところ休日出勤や法事があって、週末の制作が滞っていました。ウィークディの夜の時間帯に工房に出かけ、コツコツ作業を進めていましたが、やはりまとまった時間が取れないと制作は思うように進みません。今日は久しぶりに朝から夕方 […]

西洋の没落「大宇宙」そのⅡ

通勤中に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。今回読んだ「大宇宙」の副題は「アポルロン的な魂、ファウスト的な魂、マギ的な魂」です。この3つの魂を定義している箇所を選ぶと「感覚的に現存 […]

工房内の飾りつけについて

このところ仕事帰りに工房に立ち寄り、加飾の作業を1時間から2時間程度やっています。先日の嵐の夜に考えた収納部分の改造とともにやりたいのが、工房内の飾りつけです。工房には内壁がなく作品等を掛ける場所がないのです。工房は住居 […]

アフリカの楽器 XYLOPHONE

私の職場の近くにアフリカ雑貨店があります。先日その店でナイジェリアとガーナの仮面を購入しました。その時、家内が店内にあった素朴な木琴に注目し、その音色に憑かれたようです。家内はもともと美大で空間デザインを学んだ人ですが、 […]

嵐の中の工房で…

台風4号の雨風が吹き荒れる中、仕事帰りに工房に立ち寄り、成形した陶彫部品に加飾を施しました。夜の工房は雨風の音で賑やかでした。不思議と集中して作業ができました。農業用倉庫として建てた工房には内壁がありません。工房は鉄骨を […]

Gせいほう「信濃国善光寺道記録絵図展」

今日は土曜出勤日の代休でした。東京銀座のギャラリーせいほうへ7月の個展のための図録100冊と案内状1500枚を届けに行きました。画商の田中さんがいてくれたので7月の搬入の確認をしました。田中さん宅にも拾った猫がいるとのこ […]

父の七回忌

ついこの間、父が亡くなったと思ったら、もう七回忌かぁと月日の経つ早さを感じます。明治の頃は小作人だった先代が僅かな土地に農作物を作っていた時代があり、農業と兼業しながら大工の棟梁として仕事をしていた祖父、その後を継いだ父 […]

休日出勤のイベント

週末ですが今日は休日出勤でした。全職員の関わる大きなイベントがありました。自分は何回か職場を転勤してきていますが、どこでも大きなイベントが年間数回はあります。全職員の協力する場面は、どこの職場にもあります。現在、自分が勤 […]

12‘図録印刷完成の日

今日、図録と案内状が届きました。作品制作だけではなく図録や案内状はカメラマンとの協働作業なので、図録では自分の作品が自分のものでないようなヨソ行きの顔をしています。これは格別に楽しいと感じます。図録の重要性は、前にNOT […]

西洋の没落「大宇宙」そのⅠ

通勤中に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。本書は壮大な論文なので、小単元ごとにまとめを行っています。自分の理解・認識として自分は毎回NOTE(ブログ)を使って、単元のねらいとする […]

暮らしの中の造形

20代の頃、5年間の滞欧生活で感じたことは、暮らしの中に取り入れられた造形全般が、生活を豊かにし、心に余裕を与えてくれることでした。それは西洋伝統の空間装飾に限らず、現代的な生活にも当てはまり、とりわけ当時訪ねたオースト […]

夜の加飾作業

先週は2回ほど職場帰りに工房に立ち寄りました。RECORDの彩色が主な作業でしたが、今週は成形が終わっている陶彫部品に加飾をしたいと思っています。夜の時間帯は身体の疲労度にもよりますが、気持ちが集中できるのです。成形した […]

西洋の没落「世界史の問題」そのⅡ

現在読書中の「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)の中で「そのⅡ」とした箇所の副題は「運命理念と因果法則と」です。世界史の捉えとして、自分が留意したところは空間と時間の関係が述べられているところです […]

週末 成形に明け暮れる

今日は朝から工房に篭って、新作陶彫の成形に明け暮れました。今日までで成形の終わった陶彫部品は7つあります。そのうち一番大きな陶彫部品には加飾を行いました。新作屏風三双(6点)のうち1点目の陶彫部品の成形がほぼ済んだところ […]

週末 アフリカの仮面

やっと週末になり、朝から工房に出かけて新作のためにタタラを用意していました。明日は成形の予定です。午後は家内と横浜駅に出かけました。来週父の七回忌があるので横浜のデパートに寸志を選びに行ったのです。帰りがけにアフリカ雑貨 […]

陶彫成形の難しさ

昨日のNOTE(ブログ)に陶彫成形についての雑感を書きました。雑感の中で大まかなイメージで作り始めることを決めた陶彫ですが、それでも成形の難しさは何年やっても変わらず四苦八苦しています。陶彫は陶土を板状に伸ばしたタタラや […]

陶彫成形に関する雑感

新作屏風を作り始めて感じたことを書きます。NOTE(ブログ)はHPとして公開していますが、それを承知で自分のメモで使っていることが結構あります。今回は制作の裏事情ですが、自分の備忘録として記そうと考えました。新作屏風は原 […]

アナログ仕事の解放感

毎日仕事でパソコンに向かっている時は、自分には閉塞感があって、どんなに情報機器に慣れたところでこの気分が無くなるものではありません。パソコンの新しいワザを覚えるのにも失敗を繰り返しながら何とかやっている状況です。眼が悪く […]

6月RECORDは「表層」

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作って、RECORD(記録)と称しています。内容として毎月テーマを決めて、さらに5日間で展開するシステムをとっています。これは日々の多忙を言い訳にしていて自分としては情けない限りです […]

西洋の没落「世界史の問題」そのⅠ

通勤時間帯に「西洋の没落」(O.シュペングラー著 村松正俊訳 五月書房)を読んでいます。最近は次第に難解な文章に慣れてきて、意味を噛砕きながら時間をかけて読むペースが定着しました。本書は壮大な論文なので、今回も小さな単元 […]

横浜黄金町 高架下ライブ

家内の従兄弟で弾き語りをしている人がいます。ギター1本でアコースティックなオリジナル曲を歌っています。彼は主に東京のライブハウスでやっていますが、横浜の下町のカフェで弾き語りをやると言うので聴きに行きました。場所は横浜市 […]

週末 タタラ作り&公務

今日は休日出勤日です。職場が地域との連携を図る一日で、朝と夕方の2回職場に出向きました。日記風にまとめるならば、朝8時に工房に行って、新作陶彫のためにタタラを7枚用意しました。タタラと言えども座布団大で、厚さを1cm程度 […]

6月になりました。

6月になりました。6月は個展出品の梱包等の準備があって、予め決まっている休日出勤日以外の週末は、しっかり時間が取れるのかどうか毎年悩むところです。今月はギャラリーせいほうで師匠の池田宗弘先生が個展を開催いたします。師匠の […]