Archives for the Month of 3月, 2012

週末 3月の最終日

年度末の最終日を迎えました。朝から工房へ行き、砂マチエールの継続作業を行いました。幸いスタッフが手伝いに来てくれたので、なんとか今週末に砂マチエール終了のめどが立ちそうです。4月から新しい職場に異動になって、週末がしっか […]

市の辞令交付式

今日は横浜市公務員管理職の辞令交付式がありました。私は異動が内定し、現在の大規模な職場から小規模な職場へ移ります。自宅からやや遠くなるものの、私鉄一本で通えるので条件としてはいいのかなぁと思っています。転勤の決まった職場 […]

日々の楽しみ 蓄積される楽しみ

何をしてる時が自分は楽しいのか自問自答することがあります。刹那的な楽しみを見出せない自分は、敢えて苦行を強いている修行僧のようなものです。その目的とするものは宗教ではなく芸術ですが、それなら芸術はそんなに楽しいのかと言う […]

猫の手も借りたい

職場では年度末の多忙な仕事に追われています。捨てずに残しておいた書類でも一気にシュレッダーにかけて机上や棚の整理をしています。同時に送信や送付をしなければならない書類も数々あり、仕分けに一苦労です。誰も彼もが整理をやって […]

仕事と制作に没頭した日

職場では朝から年度末の会計監査。最終資料を確認するため、始発のバスに乗って6時過ぎに職場に着きました。パソコンで何度も書類データを確認しました。午前中は会計のことで右往左往して、あっという間に時間が過ぎました。監査が終わ […]

車を修理に出した日

先日、自宅の近くの細い道で対向車を避けるためバックした折、雑木林の立ち木に車の後方横をぶつけてしまいました。ミツオカ・ビュートはとても気に入っている車で、後方が凹んでしまった車体を見るたびに残念で仕方がありませんでした。 […]

週末 砂マチエール終わらず…

今日は朝から工房に篭って砂マチエールの作業をやっていました。前回からの継続で、今日こそ砂マチエールを終わらせると思っていましたが、なかなかどうして手間がかかり、来週末に持ち越しになりました。来週末は月末と月初めを跨ぐこと […]

架空都市を作る

自分の作品は古代遺跡からイメージを導き出すことが多く、ちょうど都市の雛型のようなフォルムになります。インカ帝国のマチュピチュに関する展覧会が東京上野で開催されていて、それを見たことが契機になって、自分の20代の記憶と混ざ […]

仕事が山積する年度末

3月も後半になり、いよいよ仕事が山積してきました。やってもやっても終わらない仕事で辟易しています。ケジメをつけようとしても自分が思っていたようにはいかないのです。明日は週末ですが、出勤して仕事をやります。仕事は次から次へ […]

「瀧口修造の詩的実験1927~1937」

現在、通勤時間帯ではドイツ表現主義の画家アウグスト・マッケに関する書物を読んでいます。自宅の食卓には「瀧口修造の詩的実験1927~1937」(思潮社)がいつも置いてあって、毎晩適当な頁をめくっては何となく読んでいます。相 […]

画家アウグスト・マッケ

以前読んでいた「クレーの日記」に登場し、クレーと一緒にチュニジアへ旅行した画家アウグスト・マッケ。ドイツ表現主義の画家の中では第一次大戦によって命を落とした夭折の画家として知られています。煌く色彩と豊かな詩情。夭折の画家 […]

懐かしい顔ぶれに会う

今日は春分の日で朝から工房に篭りました。砂マチエールの作業が先週末から続いているのです。今日は若いスタッフは来ず、家内と私で一日中砂マチエールと格闘していました。家内が手先が器用で随分助かりました。作業は同じ姿勢で続けて […]

「クレーの日記」の読後感

通勤時間帯しか読書ができないので、一冊の書物を読み終えるのに相当時間がかかります。やっと「クレーの日記」(P・クレー著 南原実訳 新潮社)を読み終えたので感想を述べようと思います。クレーが39歳の時に除隊する寸前で「クレ […]

週末 砂まみれの一日

昨日から「混在」に砂マチエールをつける作業をやっています。今日はスタッフ2人と家内と私の4人で朝9時から作業を始めました。終了は午後4時。砂マチエールがつけられた箇所は全体の3分の1程度でした。時間がかかるのは承知ですが […]

週末 砂マチエール開始

雨の土曜日です。今日は朝から工房に行って「混在」の砂マチエールの準備をしました。ちょうど畳大の作業台が6つあったので、スタッフに手伝ってもらいながら作業台を等間隔に並べ、6つの箱をそれぞれの作業台に置きました。硬化剤をス […]

いよいよ砂マチエールへ

「発掘~混在~」の木彫表層が出来上がり、いよいよ砂マチエールをつけていく作業に移ります。明日からの2日間でどのくらい出来るのか見当がつきませんが、工房スタッフの手を借りて作業を進めていく予定です。砂マチエールは造形的な制 […]

図録撮影に向けて

夜8時に工房でカメラマンと7月個展の図録について打ち合わせを持ちました。砂丘で「陶紋」5点を撮影してもらうためにカメラマンに作品を預けました。これは図録へ掲載をするためで、作品をただ撮影してもらうだけでなく、その映像美が […]

竹橋の「ジャクソン・ポロック展」

先日、東京竹橋にある国立近代美術館に「ジャクソン・ポロック展」を見に行ってきました。ジャクソン・ポロックと言えば、アメリカ現代美術を代表する画家で、絵の具を撒き散らすアクションペインティングはあまりにも有名です。初めはア […]

上野の「インカ帝国展」

先日、表記の展覧会を見に東京上野の国立科学博物館へ行ってきました。雨が降る土曜日の午前中、しかも開催初日でしたが、大勢の鑑賞者がいました。アンデス文明史上最大の国家「インカ帝国」は、どんな文明や文化を持っていたのか興味が […]

チェルノブイリ原発事故を思う

昨日アップしたNOTE(ブログ)にチェルノブイリ原発事故に触れた箇所がありました。昨年の福島原発の事故と相俟ってチェルノブイリのことが自分の頭を一気に駆け巡ってしまい、昨日のNOTE(ブログ)は長い文章になってしまいまし […]

工房で黙祷を捧げた日

昨年の今日は未曾有の東日本大震災に襲われ、一瞬にして私たちの意識が変わってしまいました。昨年は金曜日だったため自分は職場にいました。幸い横浜は被害は少なかったものの、テレビの報道を見るにつけ、やりきれない気持ちでいっぱい […]

週末 久しぶりの美術館巡り

作品の制作工程が厳しい中、3月になって初の美術館巡りをしました。東京に出かけていくのは久しぶりでした。ギャラリーせいほうにも立ち寄って7月個展の打ち合わせを行いました。まず最初に訪れたのは東京上野の国立科学博物館の「イン […]

年間最大のイベント・ディ

昨年のNOTE(ブログ)を読むと、昨年の今日も大きなイベントがあったと書いています。私たちの職場では、必ずこの時期に最大のイベントがあるのです。普段は部署ごとに活動していて全体で大きなイベントに取り組む機会が少ない職場で […]

フォルムとは何か?

色彩のことを考えているうち学生時代から拘り続けているフォルムについてもボンヤリと考え始めています。色彩感覚に合わせれば形体感覚と言うべきでしょうが、フォルムというコトバが一般的なので今後フォルムというコトバを使います。自 […]

色彩感覚について考える

以前のNOTE(ブログ)に「色彩感覚とは何か?」という題名で書いた一文があります。学生時代より自分は色彩表現が苦手で、自分の作品が美しいと思ったことはありませんでした。絵画やグラフィックデザインを選ばなかった理由のひとつ […]

3月RECORDは「増殖」

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作り続けて6年が経過しています。総称をRECORDとしたのは、この作品はまさに日々の記録(RECORD)であるからです。ただ、その日によってなかなか構成や表現が決まらない時があります […]

ギャラリー「構築~楼閣~」アップ

私のホームページにひとつの作品を物語風にアレンジしたフォルダがあります。ギャラリーと名づけていて過去制作した作品を見ることができます。ギャラリーは部分から全体に展開する方法をとっていたり、暗黒の画面から薄靄が立ち込めた情 […]

週末 「発掘~場~」制作開始

現在「発掘~混在~」の制作が佳境に入っていますが、今日から「発掘~場~」の制作に入りました。ひとつの作品を終えてから、次の作品を作ることを自分はしません。作品は時間をずらして同時に始めていくのが、昔からやっている常套手段 […]

週末 寒さ緩む工房

まだまだストーブは点けていますが、寒さがしだいに緩んできたように感じます。「混在」の表層部分はまだ終わりません。今日もひたすら制作です。電動工具の刃先を何時間も見つめています。少しずつ出来上がっていくのを確認しながら木屑 […]

色彩感覚とは何か?

画家が捉える色彩とは何か?デザイナーが捉える色彩とは何か?自分が高校生の頃、工業デザイナーを目指してデッサンや色彩構成の勉強をしていて、自分の色彩感覚が極めて鈍いことを知りました。隣り合う色彩の関係が醜く眼に映り、それだ […]

年度末の1ヶ月

3月になりました。気温が少しずつ上昇して昨日の雪が融けていきました。今月は職場的に言えば年度末の1ヶ月になります。多忙を極める1ヶ月ですが、制作も遅れ気味なのでこちらも多忙を極めます。「混在」の表層部分は今月必ず終わらせ […]